7月パン教室「ハニーサマーブレッド」
今月のパン教室、レギュラークラスのレポートです。
夏向けのパンを2種類、「ハニーサマーブレッド」と「ポテトフォカッチャ」をレッスンしました。
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まずは「ハニーサマーブレッド」から。
なぜ「サマー」なのかは最後に説明をすることにして・・・。
試作時は、パン生地や上掛け生地のイメージは固まっていたものの、型のサイズが決まらず、スリム食パン型を使ってみたり、使い捨てトレーを使ってみたり・・・いろいろ作って、結局パニムールバロネットに落ち着きました。
お持ち帰りにもプレゼントにも丁度良いこの型、ひと時の流行りに終わらず、ロングセラーになりましたね。大好きな型のひとつです。
せっかく試作もしたということで、小さめのバスケットもレッスンで利用♪
フォトジェニックなので、こちらは、ご試食用と写真用に。
ペーパーぎりぎりまで膨らんで、上掛けクッキー生地が流れ落ちてしまわないかと、焼きながらヒヤヒヤします。（でも大丈夫！）
オーブンでむくむく膨らんでいく様子を見ると、気持ちも膨らみます。
どのクラスでしたか、焼成の最初から最後まで全時間、みんなでオーブンに張り付いて見ていた日もありましたね（笑）
プロセスです♪
きらきらゼリー状のつぶつぶハニー。
ホイロ前後は比較するのが楽しい。
ぐるぐるクッキー生地をトッピングして焼きあげます。
こちらはパニムールバージョン
クッキー生地が偏っていると、全体を覆ってくれないので、絞り出しはバランスに気をつけて慎重に。だけど、生地がだれないように手早くね。
焼き上がったら型から外して。ラッピングまでにしっかり冷まします。
お持ち帰りは、麻リボンでちょっと夏向けに。
このパン、なぜ「サマー」の名前がついているかというと、、、冷蔵庫で冷やしても美味しいパンなのです。ふつうのパンを冷蔵庫に入れてしまったときの、何ともネチッとした歯ざわりは全くなく、口溶け良く食べられます。パン生地を工夫しました。 冷やすとさすがに少し硬くはなりますが、それが返ってクッキー生地をべたつかせず、甘さも和らぐので、ぜひ冷やしてお召し上がりいただきたパンなのです。
中身も今回はフィールハニーだけでしたが、レモンピールを加えて「ハニーレモン」にしてみたり、ミックスフルーツで「フルーツパウンドケーキ風」にしてみたり、幅が広がります。
甘いパン、夏には敬遠されがちですが、これはぜひ作ってみてくださいね。
もうひとつのパンは、しょっぱいパン「ポテトフォカッチャ」です。
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■ Profile
こんにちは、上田まり子です。1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ＆情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。
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