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自家製酵母、残った元種の活用ヒント「ホットケーキ」と「どら焼き」

作ってから1週間ほど経ってしまった
花茶酵母の元種で、
ホットケーキを焼きました。

元種活用・ホットケーキ 20220425-DSCU5078 (3)

元種に全粒粉が入っているので
よく見ると
つぶつぶがわかりますよ。

元種活用・ホットケーキ 20220425-DSCU5090 (3)

最初に口に入れた瞬間、
花茶(ジャスミンティ)の香りがふわっとする
美味しいホットケーキになりました。

20220425-page1-crop1

まだパンも焼ける元種でしたが
元種自体の発酵力を使うのではなく
BPを使って膨らませています。

 

*

 

サワードゥのパンを焼いていた頃、
捨て種が常に出るので、
捨てないようにいろいろ工夫しながら
せっせと使っていました。

発酵をあまり気にしないパン

・ピザ
・カルツォーネ

に使ったり、
お菓子に使うのも便利だと気づいてからは、

・グラノーラ
・クッキー
・クラッカー
・パウンドケーキ
・ポップオーバー
・蒸しパン

などに使っていました。

過去の記事はこちら↓

理屈は簡単で、
「捨て種=粉:水=1:1」
で作っている酵母なので、
この式にあてはめるだけ。

例えば作りたいレシピの中の、
「水分:50g 小麦粉:50g」
の部分を、
「捨て種:100g」
に置き換えればOK。

小麦粉は全量置き換えるのではなく、
一部は小麦粉として残しつつ
残りを元種に置き変えるほうがうまくいきます。

そして
今回のホットケーキと同様
捨て種の発酵力を使うのではなく
BPやBSなどを使って膨らませます。

ちなみにですが、
蒸しパンやパウンドケーキやマフィンなどは
元気な元種の発酵力だけを使って
膨張剤は使わない方法もありますし、
私も時折、そういう作り方をします。

今回はあくまで「捨て種活用」という視点です。

作り方は、
水分を入れるタイミングで元種を入れること。
工程途中の生地の硬さが違うので、
それぞれ工夫する点もありますが、
あまり難しく考えずに気軽に取り組んでいます。

 

自家製酵母パンを焼いていくうち、
元種が増えて困ったとき

こんな使い方をして、
冷蔵庫も気持ちもすっきりさせるのは
精神衛生上も良いかなと思います。

*

もう1つ、ホットケーキと
ほぼ同じ作り方で

「どら焼き」も作りました。

元種活用・ホットケーキ 20220420-IMG_8219 (2)

BPではなく重曹を使った配合で、
ひと晩ねかせてから焼きました。

ホットケーキよりさらっとした生地です。

20220425-page1-crop2

 

中身は、発酵あんこを入れています。

どら焼き生地の砂糖の量は、
ホットケーキよりかなり多め。
和菓子で習った時にビックリしたのを覚えています。

発酵あんこの優しい甘さと合わせるとちょうど良いです。

元種活用・ホットケーキ 20220420-IMG_8220 (5)

こちらも、美味しくいただきました。

重曹の香りが少し残りつつの
花茶酵母の香りもほんの少ししている、
そんなどら焼きになりました。

ホットケーキやどら焼きは
酵母の香りが残りやすいのかもしれません。

いろいろな酵母でいろいろなお菓子を作ると
味の変化も楽しめるように思います。

 

 

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■ Profile

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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