ふじみ野写真散歩の会vol.4(冬10)
月例となっている「ふじみ野写真散歩の会」
先月の報告です。
今回はふじみ野東口をスタートして、点在する公園を渡り歩くルートにしました。
最終目的地は、Oniwa Cafe.
実はこのルート、この会が月例化する前の、言ってみればvol.0のときのものです。その日は猛暑で、歩く距離を半分に割愛したので、今回はフルコースで歩くことにしました。
今回も、朝、ふじみ野駅で集合している時から、みなさんの熱意をひしひしと感じました。真冬のこの時期、なかなか被写体探しも難しいのもですが、それは撮る気持ちで十分カバー♪ 色々な場所で目をこらして、真剣にシャッターを切る姿が印象的でした。
道端に小さく咲く花や、菜園の野菜、公園の木の切り株、冬の木立ち、さまざまな所を、思い思いの視点で切り取りました。
ルート終点付近で、梅の花が咲いていてくれて、ようやくこの時期にぴったりの、撮り甲斐のある被写体に会えた感じでした。
ということで、以下、写真をどうぞ。
たくさんあります。
(マウスオーバーで、内容が表示されます。)
公園の切り株。保育園の子たちがおままごとをしていました。
以前の切り株と違って、今回は、雪がお料理されていましたね。
ハボタンとホトケノザ、水仙は芽を出して力強い成長をはじめています。
菜園には、さまざまなの種類の野菜たち。
立派なキャベツ、そして空き地のような畑のネギ。
沈丁花も、一輪開きかけていました。
香りはまだまだのようです。
公園の木々と西洋風の景色を切り取ってみましたの図。
足元にはオオイヌノフグリ。
冬色のアジサイ。このかさっとした様子と後ろ姿が大好き。
公園の芝生も冬色をしていますが、日差しは春めいて暖か。
歩くとふかふかしていました。
そして、新田山緑地へ。狭い敷地ですが、ここだけぽつりと林になっていて、息子が小学生の頃はカブトムシ取りの場所でもありました。
青空と、木の枝のシルエットが冬の様相です。
ふと近景に目をやると、何だか不可解な景色が広がっていました。
写真散歩の醍醐味は、思いがけない被写体に出会えること。お花や自然のものはある程度、心の準備ができていますが、これは、誰がやったのか、何を意図しているのか、全くわからないところに感動すらおぼえました。
余談ですが、写真散歩が終わったあと、その日の「一枚」を選んで見せ合う場を設けていて、私は今回、この写真を選びました。タイトルは「林の中の芸術」。まさに、芸術的不思議空間でした。白いハンガーも20本近くあったような気がします。
そして、最後に、梅の花にたどり着きます。
ご参加の生徒さんのお友達宅ということで、急きょお庭に入らせていただけることになりました。感謝です!
紅梅・白梅・黄梅。
背景の林の玉ぼけもねらいつつ。
そして、カフェに向かいながらも、梅写真はつづきます。
足元の「白」は、あの大雪からまだ1週間経っていない日だったから。
自然が作ってくれたレフ板(笑)
雪の重みで折れてしまった枝(というか幹)がいくつか見当たり、先日の雪の多さを思い知らされます。全体的に枝は垂れ下がり、眼下まできているそこには、花が競うように咲いていました。
梅の木には、蔦もからまる。
ランチのONIWA cafeにようやく到着。
それぞれのメニューを、みんなで(当然のように)撮り合いました。
カフェのお庭では、まだ蕾のミツマタと蝋梅。
咲き始めたばかりの椿も。
帰りは、駅に向かいながら、勝瀬原記念公園の深紅の梅を。
青空との対比が眩しく、毎年記憶に残る1本です。
最後の写真は、 駅通りのビル。
モノクロな気分で。 街路樹の写りこみも入れて・・・。
これもふじみ野。
てくてくと4時間以上、今回もよく歩きました。
そしてよく撮りました。
思う存分、同じ気持ちの仲間と一緒に写真を撮るのはほんとうに楽しい。
ご参加のみなさま、いかがだったでしょうか。
特別な場所はないのだけれど、なんでもないご近所をじっくり見つめてみるのもいいものです。愛着がきっとどんどん湧いてきます。いつも遠くから来てくださっている方々にも、地元の、家のご近所の景色、散歩しながら撮っていただけたら嬉しいです。
ご参加をいただきありがとうございました。
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