今年のホタル振りかえり。2018初夏
すっかり蛍の時期は終わり、ふた月半ほど経とうとしています。
せっかくの今年の蛍写真なので、記録として残しておきます。
埼玉は小川町。
昨年からひきつづき、今年も何度となく通いました。
高速利用なら、わが家から40分で到着できる距離です。
こんな田んぼが小さく何枚も広がっているひくい場所。
畦道に三脚を立ててじっと撮っています。
この土地の所有者の方が、手植えされているそうです。
蛍のためのこの広い土地の管理、頭が下がります。
手前右下には水路があり、雄蛍が雌蛍に向かって飛んでいる様子です。
この日、近所に住む姉と両親も合流して、皆でホタル観賞しながら、昔話をあれこれしました。父の若かりし頃の話も飛び出してきたりと、とても貴重で楽しい時間で、きっとこの先も忘れないであろうひとときでした。
また別の日。
深夜にもかかわらず、ゲンジボタルが元気に飛んでいました。
この最後の木立のシチュエーションでもう一度撮りたくて、また別の日に改めて訪れたのがこちら。
場所が大分違っていたようですが（真っ暗なのでよく分からないのです）、蛍は思っていたとおりの軌跡を描いてくれて、満足な一枚になりました。
そしてこちらは、
今年最後に一番に蛍の舞った日。
露光時間も長めに重ねているのもありますが、もう、景色さえも消えてしまうほどのヘイケボタルの数でした。その場でずっと眺めていても飽きないほどの、たぶん今まででいちばん感動した「舞い」でした。
角度を変えて、少しの時間、帰り間際に。
田んぼに降りて行く蛍。人気の場所がよくわかります。
今年の蛍・振り返りでした。
どの写真も、どの場所で誰と一緒でどんなシチュエーションだったかを思い出します。
実はこれ最終日と言っていますが、2日後にも時間があったのでここを訪れています。
驚いたことに、ピタっと光は減り・・・というか、この前々日の様子を見ていたのでほぼ飛んでいないに等しいほど。写真は撮りましたがPCでの後処理もせずです。
蛍たちは、あの光の夜に燃え尽きて、また来年へと命を渡したのかなと、何とも言えないしんみりとした気分になりました。
また来年、観に行きます。
今年はほんとうに素敵な蛍をたくさん見られました。
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EOS 6D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50mm
Carl Zeiss Distagon T* 1.4/35mm
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こんにちは、上田まり子です。1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ＆情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
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