寒い日に熱いパン
週末土曜日(2/24)は、寒さと強風の、冬らしい一日でしたね。
でも!
この日、幕張は熱かったです。
出かけたのは、「モバックショウ 2007」。
製パン製菓の業者店舗向けのイベントですが、私たちのような、家庭でパンを作っている者でも、充分楽しめる部分がたくさんありました。
東京での開催は4年に一度。今回、お友達がチェックしてくれていて、逃さず行くことができました。感謝です。パン仲間3人と、家族とご一緒の2人。みんなに会えてとても嬉しい時間を過ごしました。(楽しい時間をありがとうございました!)
印象深いことはたーくさんありますが、厳選して1つ。
私にとっては超ビッグなニュースなのです。はっきり言って、ここ数年来これほど興奮したことないくらいの。
あ、ちなみに写真撮影禁止だったのでレポ写真はなしなのです。
(なので前に撮ってあったキャラメルパンの写真を貼りつけておきまーす)
会場には、企業のブースに交じって、製パンスクールのブースがあり、そこでピタを成形体験して焼いてもらえるという学校がありました。楽しそうなのでもちろん参加!私はたまたま通路側の作業台でした。
いざはじめようというとき、ふと横を見ると、そこには白衣に白髪あご髭、恰幅の良いフランス人が立ってらっしゃいました。見覚えのある、印象的なそのお方は、なんと、
フィリップ・ビゴさん!
ネームプレートを確認しても、やはり見間違いじゃなく、
フィリップ・ビゴさん!(しつこい?)
当然、迷いなく手をさしのべました。フランスパンの神様と握手することができ、感激です。 周りの人たちもビゴさんに握手を求め、がやがやとしていました。
そして私は(後ろに順番待ちをしている人もいますし)作業にもどり、生地を伸ばすのに集中していると、横から声が。
めん棒のあて方について「ここまでにしておかないと丸くならない」「こうすれば四角い生地も丸くなる」と、ビゴさんのお言葉。信じられないことに、直々にビゴさんにご教授いただいたのです。感激の嵐です、もう。今晩眠れないかもと思ったくらい。
最初のほうで、こんなふうにテンション高くなってしまった私でした。
その後も、他ブースにて続々名の知れた方々を生で拝見でき、パン成形の手さばきや、トークの楽しいシェフに魅了されたりと、ほんとうに有意義な時間でした。パン用機材や食材(主に粉と酵母)を見て試食して、新しい情報も得られ、既知の製品には親しみがさらにわき、パンの世界にどっぷりと浸かった1日でした。
出版系のブースでは、書店では手に入らない業界新聞や雑誌を入手できて、帰ってきてからもたくさんのお楽しみが残りました。(まだ読み終わっていないの)
次が4年後(大阪なら2年後)というのが残念なくらいです。
また次回も絶対行こう!と心に決めて、幕張を後にしました。