「紫蘇シロップ」「生姜シロップ」「ルバーブジャム」くりかえす季節の仕込み(レシピあり)
6月のはじめは、夏へと季節が変わるひとつの節目ですね。
新緑ですがすがしい5月(近年は暑い日も多いですが)が終わり、夏に向けて再スタート。そんな新たな気持ちで迎えた今月です。
季節のはじめ、いろいろと仕込みの時期でもあります。
昨日、近所の直売所(あぐれっしゅふじみ野)へ行ったら、赤紫蘇が出ていたので、早速「赤紫蘇シロップ」を作りました。水割りでまずは1杯。
そしてこちらは炭酸割り。
本日のレッスンでお出ししました。
レシピはこちらのブログ記事に書いていますが、
ここにも転載しますね。
材料は同じ。手順だけ少し変えました。
赤紫蘇・・・ひと袋
水・・・1.5L
クエン酸・・・25g
砂糖・・・500g
- 赤紫蘇はためた水でしっかりと洗い、土を落とす
- お湯を沸かし、太い茎を外した赤紫蘇を入れ、5分ほど煮出して葉が緑に変わったらざるで漉す
- 鍋を洗い、細かい網またはクッキングペーパーで再度漉して鍋に戻し、クエン酸をとかす。ここで色がサーッとピンクになる
- 砂糖を加え、アクを取りながら煮つめて、好みの濃度まで水分を飛ばす。粗熱をとり瓶に詰める
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そして、昨日買ってきた季節の材料は、夜から今朝にかけて全部仕込みました。
朝一で撮った写真はこちらです。
パン教室前だというのに、せっかくなのでと冷蔵庫に入れる前に全部並べてみました(笑)
奥から、「しそシロップ」「ルバーブジャム緑」「ルバーブジャム赤」「ジンジャーシロップ」「生姜ピール」です。
個別にご紹介。
「ジンジャーシロップ」「生姜ピール」
かんたんレシピ「ジンジャーシロップ&生姜ピール」
- 生姜は皮を軽くこそげて洗い薄切りにし、同量の砂糖と合わせて混ぜしばらくおく
- 何度か混ぜながら30分~1時間くらいすると水分がたっぷり上がる
- 砂糖の半量くらいの水を加えて煮る。途中灰汁が出たらすくっておく
- シロップのとろみが出たら漉してさます。注ぎやすい瓶に入れる →生姜シロップできあがり
- 残った生姜は粗みじんにして鍋にもどし、半量の砂糖を加えて、水分を飛ばしながら焦がさないよう炒り、さます。保存容器に入れる →生姜ピールできあがり
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「ルバーブジャム(赤・緑)」
地元産のものは、真っ赤というより、緑と赤の混合のルバーブです。きれいなルビー色、というわけにはいきませんが、一部赤いものもあるので、あらかじめ赤と緑に分けて、それぞれ別鍋で煮ていきました。
かんたんレシピ「ルバーブジャム(赤・緑)」
- ルバーブをよく洗い、赤みの部分と緑の部分に分ける
- それぞれを2cmくらいの幅に切り重さを量り、別鍋に入れる。1/3重量の砂糖と、レモン汁も適宜加えてしばらくおく
- 水分が出てきたら強火にかけ、沸騰したら中火にして灰汁をすくう。とろとろになるくらいに煮詰める。量が少なければ15分ほどでできあがる
- 煮沸消毒した容器に入れてさます
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紫蘇ソーダは、夏の風物詩です。今年は何度仕込むでしょうか・・・
皆さんもぜひ作ってみてくださいね。