ゆず酵母の「ホワイトブレッド」、酵母比べをしてみました
なんてことのない「山食パン」
乳製品なしのホワイトブレッドです。
焼いたのは、2斤。(奥にかくれています)
今回は、2種類のゆずで酵母づくりから食パンまで
つくり比べをしてみました。
結果は、ご覧のとおり同じパンが焼けていますが、
途中、気づきがありましたので、写真と動画で記事にまとめておきます。
まずは酵母液づくり。
この先、左がゆずA、右がゆずBです。
共にご近所農家さんのものを直売所で求めました。
ゆずの大きさや特徴としては、
Aが大きめで水分抜けた感じ、Bは小ぶりでみずみずしかったです。
(すこしだけ絞って料理用によけてから酵母に使いました)
酵母液も難なくできあがりました。
ちょうど動画撮りたいな~という時に家族がいたので
開栓の様子を撮ってもらいました。
ゆずA
ゆずB
(ブラウザによっては動画が再生されないかもしれません)
明らかにAの方が勢いが良く、さぞや酵母も元気いっぱいかなと予想。
早々に、元種づくりにとりかかります。
〇第1段階
A(左)の方がやや早く発酵している感じ。
〇第2段階
2倍より時間が過ぎてしまいましたが、
B(右)のほうが気泡が大きくスピードも速い。
〇第3段階
発酵後の写真を見ると、A(左)がぬき返したかに見えますが、実は、B(右)がすでに「種落ち」しているのです。(種落ちは発酵ピークを過ぎて種のカサが減る現象)
予想より発酵が早くて、うっかり写真のタイミングを逃してしまいました。
ということで、写真は失敗しましたが、シュワシュワの弱そうに見えたB(右)の方が、元種づくりは早くすすみました。
*
そして、パン焼き。
結果は最初の写真のとおりでほとんど変わりありませんでした。
ただ、香りはB(右)のほうが若干ゆず感があるかなといったところです。
パン作り工程もどうぞ。
代わり映えないですが、念のため。
一次発酵は、気持ちB(右)の方が早かったですが誤差程度です。
奥がゆずA、手前がゆずBです。
むくむくと、発酵も焼成も、よく膨らんでくれるパンたちでした。
白いパンなので、いかようにも食せて家族にも喜ばれます。
このところ、シュトレン・パネトーネ・クグロフ、と、
発酵菓子がつづいているので、白いパンが恋しかったです(笑)
ちなみにこの酵母は、自家製酵母クラスの冬特レッスン
「ゆず酵母クグロフ」を作る際の酵母として作りはじめたもの。
すでに教室で生徒さんにはシェアしたのですが、
ブログにもまとめておきました。
伝えたかったのは、、、
酵母液の「シュワシュワ~~」とあふれ出る様子は、
楽しいし映えるのでついつい撮りたくなるのですが、
勢いよくあふれ出るから強い・あふれないから弱い酵母
というわけでもないということ。
シュワシュワしていなくても、強い種が起きることも多いです。
*
おまけ。
白いパンを焼いたら、絶対バターだけのトーストにする!と
前日に決めて、翌朝も気が変わらず食しましたの図(笑)
おりこうバルミューダのおかげで家族もトーストが大好きになりました。
水を入れるあのひと手間も惜しまず使っています。
寒かったので、ロイヤルミルクティーにしました。
普段、朝はコーヒー派。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
自家製酵母、楽しいですね。
季節の果物や食材を見ると、つい酵母にしたくなる気持ち、もう何年になるでしょうか…。
毎シーズン同じ果物でも、飽きずにまた起こしたくなるんですよね。