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梅シロップからの梅酵母で甘いパン2種「黒みつ食パン」「プチあんパン」

今年も、梅仕事の時期がすでに到来。

梅酒・梅シロップ・梅酵母などなど
梅仕事関係の情報が、多く目に入ってきます。

20200609-DSCT5970 (2)

このブログの過去記事で、このところ
最新記事よりもよく読まれている(?)のがこちら

↑この年と同じように、
実家から少しだけ梅を摘ませてもらって
今年も、「梅シロップ」だけを作りました。

白砂糖ときび糖バージョンです。
10日ほどでいい具合にできたので、
梅を入れたまま、冷蔵庫へ。

梅シロップ 20200609-DSCT5993 (2) 梅シロップ 20200618-DSCT7203 (2)

ちなみに、きび糖で梅ソーダ試飲。
きび糖のほうが色濃くて味も濃いですね。

梅ソーダ 20200618-DSCT7305 (3)

梅シロップ、かき混ぜたらやはり両者ともに
「しゅわしゅわ~~っ!」と発酵が。

梅シロップ 20200618-DSCT7254 (2) 梅シロップ 20200618-DSCT7275 (2)

シロップなら火を入れて保存、ですが、
ここはやはり発酵させたい!
・・・ですよね?!

梅シロップ 20200618-DSCT7268 (2) 梅シロップ 20200618-DSCT7273 (2)

ということで、梅をまずたっぷりと(煮沸消毒済みの)瓶に入れ
梅シロップのあわあわのあたりを少し入れて、
水をたっぷり注ぎ、酵母起こしへと進化しました。

※酵母液をたくさん取りたいときは、
梅は減らして水を増やしたほうが良いです。
私は1・2回作れれば良いな、程度の量で起こしました。

梅酵母 20200618-DSCT7288 (2)

当然スターターはナシで充分です。

そのまま室温に置くと、翌日にはシューシューと
フタからガスの漏れる音が聞こえてきて、
はち切れんばかりにフタは盛り上がっていました。
(柔らかい材質だったので完全に変形^^;)

20200619-DSCT7315 (3) 20200619-DSCT7330 (2) 20200619-DSCT7336 (2)

元種も元気元気。

20200620-DSCT7684 (2) 20200620-DSCT7687 (2)

そして、今回焼いたパンはこちら。

梅酵母の黒みつパン 20200702-DSCT9452 (3)

1つは、プチパンサイズの「ずんだあんパン」

小倉あんでも良かったのですが、
色を梅に寄せてみました。
単純(笑)

梅酵母のずんだあんパン 20200702-DSCT9376 (2)

あんパンなので、ポピーシードでも。
という、こちらも単純な発想でトッピング。

梅酵母のずんだあんパン 20200702-DSCT9315 (3)

でもなんだか結果オーライ。
まとまりのあるパンになりました。

ちなみに、パン生地は「黒みつ」入りです。

プロセスどうぞ。

20200702-DSCT9195 (2) 20200702-DSCT9198 (2) 20200702-DSCT9218 (2)

6個取りのマフィン型に5個(^^;)
ホイロ前後。

20200702-DSCT9225 (2) 20200702-DSCT9280 (2)

焼成前後。

20200702-DSCT9284 (2) 梅酵母のずんだあんパン 20200702-DSCT9285 (2)

見た目では、餡の比率がもう少し高くてもOKな感じですが
食べると、生地が甘いので
これくらいがちょうど良い比率でした。
鶯色とベージュ色がなんだかほんわり落ち着きます。

梅酵母のずんだあんパン 20200702-DSCT9364 (2)

つづいて、同じ生地で
「ミニキューブ角食パン」

梅酵母の黒みつ食パン 20200702-DSCT9399 (2)

ちょっとカクっているのがお恥ずかしいですが
せっかく一緒に焼いたので載せちゃいます。

今回、梅酵母を使ったパンということで
ふつうに食パンで、、と思いましたが
前回と同じでも進歩がないし、と
「黒みつ」入りの生地にすることにしました。

理由は、黒みつを持て余していたのがひとつ。
もうひとつの理由は、
梅酵母が、砂糖たっぷりの梅シロップ生まれなので
耐糖性が高いのでは?という想定で、
甘いパン生地で作ってみたかったのです。

梅酵母の黒みつ食パン 20200702-DSCT9420 (2)

プロセスフォト
右の3つの生地が7.5cmキューブ型用の生地。

20200702-DSCT9195 (2)

20200702-DSCT9202 (2) 20200702-DSCT9207 (2)

ホイロにものすごく時間がかかり、
プチパンの3倍くらい?かかり、もう忘れそうになるほど。
それで(←言い訳)うっかり発酵オーバー。
しかし、諦めて山食にするという選択はなく、
フタをして角食にチャレンジしました。

20200702-DSCT9215 (2) 20200702-DSCT9327 (2)

結果、予想通りカックンですが、かわいいので良し!

梅酵母の黒みつ食パン 20200702-DSCT9383 (2) 梅酵母の黒みつ食パン 20200702-DSCT9388 (2)

しかも、美味しかったので結果オーライです。

梅酵母の黒みつ食パン 20200702-DSCT9415 (2)

ちなみに、
耐糖性の高い生地をと書きましたが、
黒みつはベーカーズ%で25%ほど入れました。

後から調べた食品成分表によれば、糖分換算は50%なので、
ベーカーズ%で糖分は12%程度になります。
数字からは極端に高い、というほどでもなかったかな、と。

でもこのパン、充分甘いです。
黒みつのまったりした甘さを感じます。

そして、しっとりして、とても美味しいパンでした。

梅酵母の黒みつパン 20200702-DSCT9446 (2)

今年の梅酵母、
あと1・2回分のパン焼きで消費する程度の量です。
家庭で食べるくらいなら、シロップの上澄み程度の量で
充分楽しめるなぁと思います。

梅シロップ的には、ぶくぶくしてしまったら失敗、
と、言われますが(火を通さないといけないですしね)、
私はしゅわしゅわを見れて酵母も作れたので、
実は梅シロップの楽しみのひとつです。

20200608-DSCT5923 (2)

 

**

自家製酵母やサワードゥばかり扱っていたので
昨日、
レッスンに備えて丹沢酵母を起こしました。

レッスンがあると、沢山の量のパンを焼けて
気持ちも上がります(自分のではなくても)

この3か月、沢山のパンをどれほど焼きたかったか。
1度に3斤分仕込み、なんて夢のまた夢でした。

今月レッスンのみなさま、
どうぞよろしくお願いいたします。
上限人数も前回からは減らし、
感染防止対策しっかりしてお待ちしております。

 

 

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■ Profile

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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