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秋の酵母が楽しい。酵母3種で、種おこし比べと食パン焼き比べ

 

食欲の秋。
秋の食材はどれもこれも美味しくて
食べるのも、酵母を起こすのも、わくわくします。

ついつい増えてしまう酵母エキスの瓶、
先月は、4瓶まで減らせた快挙!
しかし、ここにきてまた秋の味覚であふれてきました(笑)

秋の酵母3兄弟がなかま入り
「柿・すだち・栗(渋皮煮汁)」

20211017-DSCT6134 (4)

起こしたときの様子です↓
素材に透明感があって、きらきら綺麗。

20211014-DSCF1802 (5)

起こすのにかかった日数
すだち:2日
柿:4日
栗渋皮煮汁:6日

今年初めて作った、渋皮煮汁酵母。
起きやすいと聞いていたわりには時間がかかって、腐敗していないか、毎朝、気が気ではなかったです。
しかも、白い細かな泡が浮いてくるので、絶対失敗した!と思いました(笑)

とりあえずはでき上がり、ひと安心です。

シュワシュワはこんな感じ。
細かい泡が、ビールのようです。

栗渋皮煮汁酵母 20211017-DSCT6145 (2)

柿酵母のシュワシュワ。

柿酵母 20211017-DSCT6155 (2)

すだち酵母のシュワシュワ。

すだち酵母 20211017-DSCT6164 (3)

番外編:洋梨酵母のシュワシュワ。

洋梨酵母 20211011-DSCF1756 (4)

泡ぶくを見ているだけで
癒し効果が抜群です。

瓶も増えて良いよね~と思ってしまうのです(苦笑)

さて、

これらの3つの酵母は、
同時に元種づくりスタート。
左から順に、柿・すだち・栗、です。
色が全然違うのも面白いですね。

20211020-page3

でき上がりまでの早い順に、
すだち(中央)→柿(左)栗(右)でした。
すだちの勢いが早かったので、先に冷蔵庫に入れておいたら種落ちしてカサが小さくなっています。

20211018-DSCT6226 (2)

これらで仕込んだパンの様子です。

コチラ。
一次発酵(写真右上)は、すだち酵母→柿の順で終わったので、冷蔵庫で発酵待機。
栗を待って、同時に成形をしました。
すると今度は、ホイロでは、すだち→栗の順で発酵が進んでいきました。

20211020-page4-1

特に、柿はもう失速してしまい、
ホイロ4時間以上経っても型の高さに達せず、焼成してしまいました。
窯伸びの少ない、スッパパンが焼きあがりました。

ガッカリして栗も柿もパンの写真はナシです。
(ふっくらなところだけクルトンにしました)

元気よく焼きあがったすだち酵母食パンの写真で、元気を取り戻します。

すだち酵母食パン 20211019-DSCU2073 (2)

焼き上がり、パチパチの天使のささやきが聞こえたとおり、
しばらくしたらクラックが確認できました。

食パン 20211019-DSCU2059 (3)

すだち酵母だけに、すだちのよい断面です。(スミマセン)

食パン 20211020-DSCU2081 (3)

結論、
やはり、酵母がしっかり強くできていれば
パンもしっかりと焼きあがる、ということ。
いかに、酵母づくりが大切か、わかってはいましたが、身をもって体験できました。

毎回、こんなスックとしたパンが焼きたい&食べたいですものね。

食パン 20211019-DSCU2055 (3)

 

 

 

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■ Profile

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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