「米粉湯種食パン」米粉のやわらか食感・湯種のもちもち食感・焼くとさくさく食感
今月の食パンのクラスメニューは
「米粉湯種食パン」
米粉をそのまま配合するのではなく、
米粉で湯種を作ってからパンに配合します。
米粉を配合しただけのパンが粉っぽく感じるほど
とてもなめらかな舌触りです。
(同じ比率で比較テストしました)
それに、ひと晩以上ねかさずに、さましただけで
湯種が使えるのも、ハードルが下がります。
(これも2種類を比較テストしました)
これまで使っていた小麦湯種と米粉湯種も比較したら
2日目以降も、柔らかさが全然ちがう。
いつまでもふんわりが持続します。
比較実験は今回、4種類同時にやってみました。
取り違えないよう慎重にメモをつけながら作業。
たくさん焼きあがったパンもどこかしらの胃袋に収まりました。
(最近、全部食べているんですか?とよく聞かれるので。笑)
パンの断面は、米粉のパンらしく白め。
味のほうは、砂糖少なめの配合なのに
米の甘さのおかげか、しっかり甘さ感じられます。
湯種だけに、加水はかなり多めで、
パン生地の扱いが大変ではありますが、
焼きあがったパンはしっとりもっちりふんわり。
毎回レッスンの焼成時に、どのパンも
グングン伸び伸びふくらんでいく姿を
皆で共有できて、じわじわ嬉しい私でした。
それまでひとりニンマリしてきたので数倍も嬉しい時間でした。
毎回、全員、しっかり膨らんでます。
今月も、教室では安全を考えて
着席しての対面の食事タイムは避けています。
代わりにお土産と個別のお飲み物を用意させていただいています。
スープはレシピだけですがこれまで通りご提供しています。
今月は「鶏と豆腐の中華卵スープ」でした。
このご時世なので、他のいろいろな業界と同じく
手間もコストもかかるようになったわりには
満足してもらえるレッスンを提供できているのかが
実は不安で。終始手探りです。
でも、やはりこの場所はどうしても続けていきたいと
今月のレッスンを再開して、強く思いました。
皆様、来てくださってありがとうございます。
先日、10月からのお申込みがはじまって
問われるときかなとドキドキしていましたが、
引き続き皆様に来ていただけることになり、
またお休みされていた方も復活してくださったりと
ほんとうにありがたいなぁと感謝しています。
久しぶりなご対面になるクラス、
まったく同じメンバーの(笑)クラスもあります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
*
ここからはレッスン準備の試作時の写真です。
仕上がりの様子が素朴すぎるパンなので、
焼成直後にバターをぬってみた編。
でもイメージが違うのでボツ(笑)
きめ細かな断面は、成型時にしっかりガス抜きしたから。
でも、もうすこし気泡ボコボコでも
このパンは許容範囲だと思っています。
少し大きめの型で焼いたものは、
あんバタートーストにして楽しみました。
すべてスライスをした後だったのでふつうの厚みですが
あんバタにするならもう少し厚く切ると良いですね。
お邪魔虫が入るパターンがまた。
何よりバター大好きにゃんこ。
バターケースを冷蔵庫から出した音にも反応します。
もう少しだったのに~と、
ここまでで取り上げられちゃいました。
もうひとつの食パンは、
またのちほどのエントリーにて。
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