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サワー種3回目は「食パン」ホームベーカリーおまかせ焼きに挑戦

パン,サワードゥ

また!サワー種のパンです。
[→第1弾はこちら][→第2弾はこちら

今回のサワードゥブレッドは、
ホームベーカリーで最後まで焼成する
おまかせコースにチャレンジしてみました。

まずは「レーズンブレッド」

サワードゥブレッド 20200622-IMG_9984 (3)

パナソニック1斤用のHBで、天然酵母コース使用です。

このコースは、ねり工程が二回あり、
こねすぎてしまうのが、ネックです。
対策方法を、後半でご説明しますね。

こちらが(↓)焼きたての姿。
やや、小ぶりではありますが、
外はしっかり焼けて、中はふっくら。
充分に成功といえるかなと思います。

20200622-DSCT7885 (2)

ちなみに、もうひとつHBのサワードゥブレッドはこちら。
MKの天然酵母コースで、
シンプルな食パンをおまかせで焼きました。
こちらも背の低い小ぶりちゃんです。

サワードゥブレッド 20200622-DSCT7873 (2)

エムケーもPanasonicも、天然酵母コースは
ねり工程が最初と途中に2回あります。

エムケーは1回目10分、2回目もしっかりこねます。
パナは1回目が20分、2回目も15分くらいこねて、
国産強力粉や自家製酵母が耐えられるかしら?と心配になります。
ホシノ酵母でも同じで、2回目のこねをしないように
対策を取ったりしていました。

が、
今回ようやく気付いたのが(遅!いったいHB何年使ってるの?って感じ)
「1回目のこね行程を5分で切り上げる」
ということ。

生地はあまり滑らかになっていないですし、
後入れのバターはまだ入れられないタイミング。
でも、2回目のこねまでの時間(3時間ほど)を
オートリーズだと考えれば、自分でも納得がいきます。

実際の作業はどうするかというと、
HBスタートしてこね5分経ったところで、粉気・水気がなくなっていたら
いったん一時停止。
※MKには一時停止機能があります。パナならいったんリセットしても良いです。

パンケースを取り出して、機械はリスタート。
残りのこね時間をケースなしで空回りさせておく間に、バターを生地に包むように入れておき(溶け出てこないように)こね行程が止まったタイミングで本体に戻しました。

あとはお任せです。

夏場などバターを放置するのが気になる場合は、2回目のこねが始まる頃に(スタートから3時間半くらい)手動で入れるのが良いと思います。

これは、ルヴァン種だからというのではなく
ホシノでも同じことが言えそうです。

サワードゥブレッド 20200622-IMG_9992 (3)

もうひとつ、気になるのが、
残り1:40くらいでガス抜き工程があるのです。

これは以前から私もストレスに感じていて、
皆さんから(生徒さんからも)残念~という声が聞こえています。
せっかく仕上げ発酵がいい感じなのに、このタイミングで生地が小さくなって
そのまま小さいパンが焼きあがること請け合い。

面倒ですが、残り2:30くらいで
羽根だけを取り外して以降のガス抜きしないようにするとよいです。
(今回は、やり忘れました><)

サワードゥブレッド 20200622-IMG_9987 (3)

ともあれ、サワードゥの酸味を少しだけ感じるパンです。
嫌味な酸っぱさではなくて、レモンのようは爽やかな酸味です。

私はこれ、とても好きだなぁと思いました。

*

HBで焼いたパンは、写真映えしないのであまりupしませんが
うまく使えば、手軽で美味しいパンが焼きあがるので
面倒なときには役立っています。

私は、それ以上にこね機としてヘビーユーズしていますが。

サワードゥブレッド 20200622-DSCT7864 (2)

ところで、ここで時々ご案内しているレシピサイトは、
ホームベーカリーのサイトでもあって
実際に使った機種のレビューも載せています。
興味ありましたらご覧ください♪

 

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■プロフィール ■

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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Posted by UEDA Mariko