レーズン酵母の「プチパン」自家製酵母はじめてレッスン開催しました(2021.3)
レーズン酵母の「全粒粉プチパン」が焼けています。
全粒粉は10%ほど配合。
元種にも全粒粉50%が入っているので
結果、全粒粉は16%配合されています。
バターを少し入れて、食べやすいソフトタイプです。
先週は、自家製酵母はじめてレッスンを
2クラス開催しました。
全員がはじめましての皆さまで
新しい出会い・ご縁に感謝です。
特に大雨の日にお越しのみなさま、
ほんとうにお疲れ様でした。
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レッスン内容のレポートです。
【その1】レーズン酵母起こし(実習+酵母の味見)
実習はお持ち帰り希望の方と一緒に作業します。
レーズン酵母は、若いコ・ちょうどよいコ・やや古いコ
の、3種類を味比べしていただきました。
余談ですが、作業に使うために先日入手した
「蒸し物用トング」
これがとても使いやすくて
もっと早くに買っておいたら良かった!と
今日も蒸しパンを作りながら思いました。
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【その2】元種起こし(デモ)
全行程を説明後、3回の種起こしのうちの1回を、
デモンストレーションで行います。
(写真は、レッスン中ではなく事前に撮ったもの)
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【その3】パンづくり(実習+試食)
基本のプチパンの成形とクープ入れメイン。
酵母についてのレッスンなので、
そちらに時間捻出のため、他の工程は説明のみです。
でも、オーブン内で膨らんでいく様子は、
張り付いて(笑)終始見ていただきました。
試食は簡単に。黙食にもご協力いただき、ありがとうございます。
今までは最大6名で開催していたのを
半数に減らしたおかげで
個別の経験レベルに合わせた説明や
時間短縮にもつながったように思います。
これまでの内容を減らすことなく、
すべて通して3時間以内におさめることができました。
今後もこの形でやっていこうと思います。
4月も、少人数で開催予定です。
(ご希望の方はお問い合わせください)
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こちらはレッスン後に残ったパンで「あんバタサンド」
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ところで、最近感じるのは、
『自家製酵母をはじめたくて調べていると、
情報が多すぎて、しかも様々なやり方があって
どうやったら良いのか分からない』
という声がとても多いことです。
分からなくなって、まずは直接教わろう、と
わかば工房にたどり着いた方もちらほら。
確かに、昔とちがって情報が氾濫していて
どれを取り入れたら良いのか
分からなくなりますよね。
私のやり方はとても単純で、
過去の本(こちら→★)にも書いているとおり。
10年以上前から基本はずっと同じです。
失敗の経験も、続かなかった経験も
そして楽しい美味しい経験もたくさんあるので
そんな体験談も、教室でお話して
参考にしていただけたらと思っています。