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50%全粒粉食パン3種と、20年越しのブレッドナイフ

前エントリーで「全粒粉パン」のまとめを
したばかりだというのに、
また!
全粒粉食パンを焼きました。

今度は50%全粒粉の食パンです。

全粒粉食パン 20200602-DSCT4842 (2)

全粒粉は、事前に水と塩を加えて種にしておき、
しっかりと数日水分を吸わせたものを使います。

砂糖も油脂も少なめなので、
焼き上がりしばらくするとピキピキ割れてきました。
ミミが厚くてパリッパリの証拠です。

全粒粉食パン 20200602-DSCT4695 (2)

プロセスを先にご紹介。

20200602-DSCT4619 (2) 20200602-DSCT4620 (2) 20200602-DSCT4628 (2) 20200602-DSCT4632 (2) 20200602-DSCT4635 (2) 全粒粉食パン 20200602-DSCT4637 (2)

この日、
焼き上がり時刻を午前中にしたかったので、
イーストで焼くことにしました。
発酵も計算どおり。HBで40分ほど焼き、
確実に狙った時間に焼き上がりました。

生徒さんとオンラインお茶会を初めて開催した日
ちょうど焼き上がったところをお見せしたいなと思ったのでした。

HBからアッチッチと取り出して、
パソコンの前に持っていって、ご披露。
熱かったので、早々に切り上げましたけれど。
生徒さんは喜んでくださっていたみたいです♪

全粒粉食パン 20200602-DSCT4655 (4)

そして、タイミング同じくして、そのお茶会時間内に
このナイフが「ピンポーン!」と宅配で到着。
(離席しまくりでしたね、苦笑)
今年の誕生日プレゼントという名目でポチしたものです。

こちらも、さらっと箱と中身をお見せしました。

全粒粉食パン 20200602-DSCT4697 (2)

電動ナイフとの出会いは、
パンを焼きはじめた、20年前頃に
電動があるのをパン仲間さんたちと話していて
調べたものの、今のような購入環境もなかったので
いつか持っていても良いかなぁと思っていたのでした。

20200602-DSCT4668 (2)

さて、実演と感想です。

初回はこんなふうにザックザクでミミが剥がれ落ちています。

全粒粉食パン 20200602-DSCT4702 (2)

こちら↓がストーリーの写しです。
なんと、いつものウェンガーのナイフで
カットしたほうがうまくいきました(笑)
手前の一番きれいに切れているのがウェンガー、
それ以外のミミがガタガタなのが電動ナイフ。

重さのバランスなども慣れず、力の入れ加減もつかめずでした。

 

パンくずもものすごいのです。
ただでさえ切りにくいフランスパン風食パンで
焼きたての冷めたてですから無理もないかなと。

20200602-DSCT4715 (2)

やりにくいーと思いつつも、
性能をためしたくて、無駄に薄くカット(笑)
そんなパンの写真を撮るのは、とても難しかったデス。

全粒粉食パン 20200602-DSCT4863 (3)

ただ、
当初から言われていた音の大きさは、
ナイフが2つ擦れるのだから大きくて当たり前!と
既に覚悟していたので、私はそれほど気にならずでした。
昔のHBや、初代gopanの音も結構な大きさでしたよね。
音の種類としてはチェーンソーの音にたとえられています。
(購入を考えている方はご参考までに)

**

そして、翌日の今日。

全粒粉種がまだ半分残っていて、
そろそろ使い切りたい時期なので
ふたたび全粒粉食パンを焼きました。

今回は2種類のパン。
酵母はいちご酵母で元種種継2回のものです。

まずは「ミニ食パン」
可愛く三ツ山です。

全粒粉ミニ食パン 20200603-DSCT5050 (2)

プロセスです。

20200603-DSCT4959 (2) 20200603-DSCT4968 (2) 20200603-DSCT4989 (2)

懲りずに、HB焼き。
ミニサイズはまだ試していなかったので、テストしました。

20200603-DSCT4991 (2) 20200603-DSCT4994 (2) 20200603-DSCT4997 (2) 20200603-DSCT5014 (2)

焼き加減は上々。
釜伸びも今まででいちばん大きいです。

全粒粉ミニ食パン 20200603-DSCT5065 (3)

(追記)
翌日はボリューミーな卵サンドになりました。
2カ所カットするとパンの厚みもちょうどよく、
中にいろいろ挟めます。
ピクルスはケーパーで。

全粒粉ミニ食パンサンド 20200604-DSCT5160 (3)

 

同じ生地で焼いたのは、
「角食パン」(奥でボカしてます)

20200603-DSCT5077 (2)

やはり、どうしてもスライスしたかったので、
食パン以外の選択肢はナシでした。

今度は、生地の砂糖と油脂を増やして、
しっとりな角食に焼き上げ、カットしやすさも考慮。

全粒粉食パン 20200603-DSCT5082 (3)

焼き上がり40分ほど冷ましてからカット。

今回は要領をつかめてきて、
スイッチの持ち方や刃の動かし方もすんなりと運びました。
前回より各段に切りやすいパンでしたしね。

全粒粉食パン 20200603-DSCT5080 (2)

こんな感じで、断面も美しいパンになりました。

全粒粉食パン 20200603-DSCT5119 (3)

今度は無駄に薄くせずに、通常の厚みです。

全粒粉食パン 20200603-DSCT5116 (3)

プロセスです。

20200603-DSCT4964 (2) 20200603-DSCT4975 (2) 20200603-DSCT5025 (2) 全粒粉食パン 20200603-DSCT5032 (2)

直前に焼いたミニ食パンが、かなり窯伸びしたので、
それを想定に入れての窯入れでしたが、
意外ともう少しホイロを待っても良かったですね。

全粒粉食パン 20200603-DSCT5098 (2)

断面は良い感じなので、まぁ、満足です。

全粒粉食パン 20200603-DSCT5109 (4)

ということで、翌日にリベンジできた電動ナイフ。

お蔵入りにならずに済んで良かったです。

むしろ、キッチンでの頻度高めの定位置を
決めておかないと!と思っています。

(楽天市場)
ブラック&デッカー 電動ブレッド&マルチナイフ

 

[追記]

後日、使用している様子を動画にしています。

 

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■ Profile

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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