できたてレーズン酵母でリッチな生地のパン3種「角食」「ミニ食」「バンズパン」
一昨日焼いたパン。
全部並べてみました。
夜、寝る直前に仕込んで発酵、
朝から分割に入り、お昼には焼きあがる、
というのが専らの心地よいパン作りリズム。
午前中は頭も冴えていて、
他に時間に惑わされる作業も少なく(夕ご飯とかね)
パンにたっぷり気持ちを注ぐことができて
焼きあがったパンが、ほぼねらいどおりです。
ということが、最近ようやく分かりました。
もちろん、午前中にたっぷり時間がある
今だからからできることですけれども。
ただ何より、日中に焼きたて写真が撮れるというのが
いちばん嬉しいことです。
この写真(↑)も、ピカーンと光がキッチンまで回り
「おひさまの光だけ使いました!」的な色をしていて
PCの後処理で、色に悩まされずに済みます。
*
さて、そんなこの日のパンは、
種継の元種を使い終え久しぶりに新しく作った、
できたての元種(レーズン酵母)で
卵・乳製品あり、砂糖も多めなリッチなパン。
元種に入っている全粒粉が少しだけ入ってプチプチです。
酵母が元気そのものなので、
どんなパン生地でも大丈夫!という気持ちの現れです。
まずは、どうしても作りたかった、
あたらしい食パン型(波紋)での「角食」。
本当は、あんこを巻き込んで、あん食パンが食べたかったのですが、
まだ早いと思いとどまり、シンプルな角食です。
容積からの、容積率しっかり計算して
ぴったんこに焼き上がりました。
カクカクは、ほんと悲しいですから。
フタを開けるこの瞬間がドキドキわくわくです。
焼きたてすぐは、パッツーンとハリが素晴らしい。
プロセス。
少し冷まして、カットまでを一気にしました。
ナイフの使い心地や音のことを聞かれるので、
動画を撮ってみました。
動画のスライス終了後。
だんだん薄くスライスしているのは分かっていましたが(苦笑)
つい、薄く切りたくなってしまうのです。
この型は、中途半端に1.35斤なので、
使い切りの生地を仕込むなんて面倒なことはせず、
2斤分仕込んで、もう2種類のパンを焼いています。
ミニ食パン型の山食パン。
こちらには、あんこを巻き込みました。
さくらあん、ようやく使い切りです。
プロセス。
ピンクの渦巻きがかわいい。
そして、小さいあん食パンなら、
生地の割れが小さく抑えられるので
崩れるのが気にならず食べやすいです。
(食べたことのある人には分かるはず!)
そして、おまけのパンは、
小さな生地で「バンズパン」
中身がないのは、わざとです。
スライス面の美しさ(←自分で言う)を見て欲しかったので。
パン生地の配合と成形によるものか
電動ナイフの成果か、その両方か(笑)
プロセスフォト。
45gのパン生地を9cmセルクルに入れているので
スッカスカです。残り生地なので妥協しました。
結果オーライでしょうか。
側面に付くか付かないかのぎりぎりの大きさ。
今回紙の型だったので、貼り付いたら取り出しにくそうです。
前出↑のミニ食もですが、
最後に照り卵をしてしっかり焼くことで
焼き上がり後のシワがいつまでも出ません。
なにもないバンズ写真もどうかなと思ったので、
翌々日の朝に
冷蔵庫にあるものでサンドしてパチリ。
どちらかというと、ハード系のパンに合う具でしたね。
バーガーバンズなので、
ハンバーグやビーフパテのように、
ぎとぎとでジューシーなお肉が合います。
今回は、1つの生地で3種のパンになりました。
電動ナイフや
新しい型や
食べたかったあん食パンや
実はバーガー用バンズも
やりたかったことが全部できたパン焼きでした。
パン教室再開も徐々にして行こうと
気持ちを教室に切り替えている今日この頃。
こういう、気持先行で楽しむパン作りも
忘れないようにしたいなと思ったのでした。
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いつもありがとうございます。