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美味しい食パンの再利用「クルトン」と「ペッパースナック」簡単レシピ

パン,酒種(米麹酵母),フード・お菓子

最近、食パンをたくさん焼く機会があり、
冷凍してもとても食べきれる量ではなかったので
「クルトン」を作りました。

ラスクやパン粉に並ぶ、
パン再利用シリーズです。

クルトン 20210811-DSCT1988 (4)

天板に、たーーっぷりと焼き上がりました!
揚げずに焼いて作ります。

クルトン 20210811-DSCT1971 (2)

ものすごくサックサクに仕上がるのです。
味も油も加えず、シンプルなから焼きです。

かなりの量だったので、油が酸化するのも嫌ですし
味がついていると用途を選ぶので、
この、シンプルなのがいちばん!です。

仮に、パン粉が必要になったら、
これをジップロックに入れて麺棒でゴリゴリっとすれば
たちまち新鮮パン粉のできあがりです。
(パン粉になる前に食べ終わりましたけどね)

クルトン 20210820-DSCT2771 (4)

レシピというほどではないので、
覚え書き程度にメモ。

【クルトンの作り方】

  1. 食パンは、下と側面のミミを切り落として1.5cmさいの目に切る。(この時はだいたい8枚切りくらいの厚みのパン2枚使用)ミミは食感がちがうので別の用途に使います
  2. 天板に広げて、140℃に予熱したオーブンで15分焼く。途中、数回扉を開けて水分を逃す
  3. 焼き上がったら、クルトンを触ってみて、カサカサっと音がして水分がぬけていたら、ふたたびオーブンに戻し、余熱が冷めるまで入れておく
  4. 冷めたら出して保存容器に入れる。1週間以内に食べきる

クルトン 20210821-page2

冬ならスープのトッピング。
今は夏なので、毎食のサラダにトッピングしています。
シーザードレッシングをかけて、家族たっぷりと使うので、あっという間に無くなります。

*

食パンの厚みで思い出した余談ですが、

先日、焼き上がった食パンをスライスしているときに
ちょうど息子がいたので「何枚切りくらいの厚さにする?」
と、聞いたらば、「???」という顔。
寝ぼけていたり、迷っていたのではなく、
「何枚切り」=「どれくらいの厚み」
というイメージがつかないのだそう。(驚)

家庭でパンを焼いているおうちでは、あるあるかもしれませんが、
いわゆる”カットしてある袋入り食パン”が家に置いていないのです。
パン屋さんの食パンは買っても、「○枚切り」と印刷された袋入りのパンは
我が家では、ここ20年で買ったのは数えるほど。

息子曰く、コンビニや学食のパンは買うけど
食パンは買わないから、見もしないのだそうで。

多分、家に無いから、というよりも
興味がないから、なのだと思います、原因は。
軽い衝撃でした。

ちなみに「5枚切=24mm、6枚切=20mm、8枚切=15mm」
ググっておきました(笑)
いや、
実物を見ないと(苦笑)

クルトン 20210820-DSCT2774 (2)

さて、
切り落としたミミの利用です。

今回はほんの少しの量でしたが
クルトンと一緒にオーブンに入れて、
サクサクペッパースナックを作りました。

クルトン 20210820-DSCT2761 (2)

オリーブオイルと好みのシーズニングを
パンのミミにからめて、オーブンで焼くだけです。
これがまた美味しいのですよ。

今回使ったのは「レモンペッパー」

レモンと胡椒に加えて、塩・ガーリック・オニオンなどの入ったミックスソルトといった感じです。

写真のリンクは便宜上amazonですが、カルディのほうが安いのでぜひそちらで。
もともとは、生徒さんが「これ!美味しいです」と教えてくれたのです。

 

【クルトンの作り方】

  1. 食パンのミミをポリ袋に入れて、オリーブオイル少し、ミックスソルトお好みで振りかけ(今回は3ガリガリくらい)、空気を入れて口を閉じ、フリフリする
  2. 均等に混ざったら、アルミホイルを敷いて(使い捨てできるよう)並べ、天板に置く
  3. クルトンと同じ設定のオーブンで焼く
  4. サックサクですので、冷めたらすぐにお召し上がりくださいね

クルトン 20210820-DSCT2761 (2)

ちなみに、
オーブントースターは熱源が近くて火力が強いので焦げます!
使いたい場合は、いちばん低い温度設定で、目を離さず、乾燥焼きしてください。(時間は個体差がありすぎるので”適宜”です)

*

今回、工程写真のクルトンとスナックで使ったパンは、
酒種酵母の生食パン

美味しいパンを使うと、こんなちょっとしたものでも、とても美味しくなりって、嬉しいです。
贅沢なクルトン&スナックになりました。

 

*

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■プロフィール ■

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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Posted by UEDA Mariko