今月は折込月間。食パンコースはデニッシュ食パン2種【前編】「チョコデニッシュブレッド」
今月のコースレッスンは、すべてのクラスで最終回になります。
「ホシノ酵母食パンコース」は、全10回(半期5回)で
20種類の食パンの提案をさせていただきました。
今年度が最後なので、本当の意味での最後の回になります。
仕上げのメニューでしかも2月ですから、迷わず折り込みパンです。
今の御時世、換気を普段以上に徹底した中なので、
人間にはやや寒い室温でしたが、生地にとってはバターが溶ける心配はなく、心地よかったかもしれません(複雑)
2年前のこのクラスのときも書いたかもしれませんが・・・
「バターの準備が面倒です!」という声が聞こえていたので
バターシートを作らずに折り込める方法での生地づくりを考えました。
お家での復習のとき、バターシートの準備分は、ハードルが下がったのでは?と思います。
メニューはふたつ。
「チョコデニッシュブレッド」
「デニッシュミニ食パン」
1つずつ、紹介していきます。
パウンド型で焼いた、チョコチップ入りの「デニッシュブレッド」
普段、チョコチップを「美味しくないのよね~」と言って、別のチョコ、クーベルチュールや板チョコを使うことの多いワタクシ。
今回は「高級チョコチップ」なる名前の、そのまま食べてもチョコを感じるチョコチップを使いました。
折り込み生地xチョコって、ほんと相性抜群ですよね。
そこにきて、ホシノ酵母の生地ですから、美味しさ三重奏といったところです♪
その、ホシノのパン生地は、リッチ生地で折り込みしやすいよう配合しました。
そのままなら、ふんわりと。焼くとパリパリ・はらはらと層が舞います。
デニッシュ生地なので、少し甘め。型に入れて焼くのでしっとりです。
こちら↓は、ある日のレッスン。
きれいに層ができてみなさん美味しそうに仕上がっています。
オーブンシートを敷き込むと、型の片付けも楽です。
バターシートいらずだったり、オーブンシート使いだったり、
そんな”小さな楽ちん”をいろいろ考えて
おうちでも作りやすい方法を提案してみました。
ちなみに、私事ですが、この恒例2月のレッスンは、生地準備や片付けにいつも以上に時間を取られるのですが、
この”ちいさな楽ちん”のおかげで、生徒さんへの提案と言いつつ、結果的に私にも”楽ちん”の恩恵がありました(ラッキー)
生地も一人分ずつの準備なので、バターシートと合わせて、人数分+デモ分、って地味に大変だったかなたと。(苦笑)
話を戻して。
このパンのアレンジは、中身にくるみを追加したり、甘納豆を入れたり、チョコチップをいれすタイミングでできるので気軽にやってみてほしいです。折り込みの練習も兼ねて…
お持ち帰り生地は、みなさん、上手に焼き上げられていました。
(SNSにひっそり上げてくださるのを私もひっそり拝見しています)
ある生徒さんは、しょっぱい系のハムを入れたりもしていました!なるほどです。
*
つづいて、もう1種のパン
「デニッシュミニ食パン」
長くなったので、【後編】につづきます。