折り込み作業も簡単に「いちご酵母のバターフレーキー」自家製酵母2月のレッスンレポ
2月の自家製酵母レッスンレポート。
すでに暖かくなっている3月。
寒かったあの時期を思い出しながらレポートいたします。
レッスンメニューは
「バターフレーキー」
自家製酵母レッスンでは、
これまで
折り込み作業はあったものの、
バターを折り込むのは今回がはじめて。
寒い時期でないと
なかなかレッスンメニューに入れられず
2月の登場となりました。
バター折り込みの中でも、
難易度は低めのバターフレーキー。
クロワッサンではきれいな層が大切になってきますが、
これは少しくらい横着でも大丈夫なのです。
ということで、
ホシノ酵母クラスの「デニッシュブレッド」でもやっていた
バターシートを作らない簡単折り込み作業を採用しました。
試作時、最初の頃は
こんな感じのやや大人しめの広がりかた。
配分や作り方などをいろいろ見直して、
折り込み作業も練習できるので、と、何度も作ってみて
結果、噴火するようなフレーキーにすることにしました。
ちょっとワイルドな感じがまたよし。です。
砂糖もたっぷり使うほうが
このパンは美味しいと感じます。
あられ糖とグラニュー糖の2種準備して、
片方でも両方使いでも、お好みで!
肝心の酵母は、
今回は、いちご酵母にすることに急遽、決めました。
(写真右は1月レッスンのレモン酵母)
最初のころの試作では、
1月のレッスンで残っていたレモン酵母を使ってみたのですが、
これがなかなか、酵母の香りを強く感じるのです。
もともとレーズン酵母でクセなく作る予定でしたが、
これだけ酵母の香りを生かすパンならば、と
いちご酵母で作ったら、
とても美味しいバターフレーキーになったのでした。
ちょうど、スーパーなどでも
いちごがこれでもかと並んでいる時期ですしね!
使わない選択はありません。
いちご酵母は、生地を伸ばしているときも、
オーブンで焼いているときも、
ずーっと苺の香りを放っています。
生徒さんも、「いちごのかおり~」と
何度となくつぶやかれていました。
*
マフィンカップサイズのバターフレーキーと一緒に、
大き目サイズも作っています。
生地のカット方法は同じで、枚数を変えるだけ。
敷き紙つきの紙製パウンド型に入れています。
バターが流れ出ないよう敷き紙は必須。
最初からついていると便利なので
ミニ食パン型と迷って、こちらにしました。
ちょっとしたパンに手軽に使えるので、
常備している型のひとつです。
同じ分量の生地で、
ホシノ酵母クラスでつくったデニッシュもできることに気づき、、、
欲張りメニューで、
「デニッシュ」も追加です。
レッスンも最終回で、
慣れている方ばかりでしたので、
若干欲張りすぎたようです(笑)
生徒さん、混乱しなかったかしら?
消化不良にならなかったかな?
と、あとから気になりだしました。
1つの折り込み生地から3種類。
食感も味も微妙に違います。
バターフレーキーはぜひ!ひらひらとはがしながらお召し上がりくださいね!
フレーク状の薄いパン生地がバターと層になっているのがその名前の由来です。
今回のコースレッスン
ご参加いただいたみなさま、
お疲れ様でした&ありがとうございました。
チームワーク抜群で
みなさん、ほんとうにパン作りが好きな方ばかり。
パンだけでなく、このクラスは酵母の話もできるのがとても楽しい時間でした。
生徒さんからは、
・自家製酵母=ハードパンというイメージがなくなった
・ソフトなパンや甘いパンなども作れてよかった
・アレンジしたパンがいろいろ習えてよかった
などの感想をいただきました。
来年度は、
また基本に戻り、基本的なパンをしっかりお伝えしようと考えています。
基本を理解した上で自身でもアレンジできるよう
お話しながら進めていけたらと思っています。
2年半ほど前に「基礎コース」として開催したレッスンを
ブラッシュアップしたメニュー展開になります。
1種類のパンを深く掘り下げられるような内容になるよう心掛けています。
酵母は基本はレーズン酵母ですが
臨機応変に季節の酵母を取り入れる予定です。
これから自家製酵母パンをひととおり学びたい
これからはじめたい方にもちょうど良いタイミングかなと思います。
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