酒種酵母「米粉抹茶うずまき食パン」「紫芋ツイストミニ食パン」色合いも優しい[後編]
前のエントリーからのつづきです。
「米粉抹茶うずまき食パン」
前のエントリーはこちら↓
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「紫芋ツイストミニ食パン」
抹茶のパンと同じく、
こちらも米粉生地をベースに
紫芋のピンクとの2色使い。
抹茶を紫芋パウダーに変えて
成形も変えてアレンジしました。
すぐに想像できるとおり、
2色生地を細長く伸ばしツイストさせる成形です。
ミニ食型なので、大きな型とは違い
ツイストの回数をあまり多くはできず。
3山になっていれば十分かな。
レッスンをする中、
このツイスト成形も、実は簡単そうで案外
難しいのだなぁーと痛感しました。
・生地を伸ばす長さ
・交差させる角度
・交差のときの生地の緩め具合
など。
手元を見ていただきつつ、
まずはデモで説明をします。
つづいて、皆さんに実践していただき
それぞれに異なるアドバイスをお声掛けします。
ただ成形作業がすぐに終わってしまうので
お声掛けが間に合わないこともあり―――。
米粉生地はよく張り付くので、
ツイスト成形をほどくこともできず。
瞬時に、分かりやすく的確な言葉を選べるかが
大切なのだと、私自身の課題も再認識しました。
何年教室をやっていても、まだまだですね、精進します。
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レッスンの様子
レッスンのパン、
工程写真をどうぞ。
最終的にはみなさんきれいにできていてホッと一安心。
今回、少し余裕のあった回には、
ツイスト成形を、渦巻き成形にして
大納言を入れたバージョンも作ってみました。
(説明だけのクラスもあり)
さきほどの写真の右上が成形後に方に入れたところです。
カットするとこんなふうに。
これもなかなかかわいいですね。
ツイストさんも仲間に入れないと(笑)
ランチタイム
ご試食風景です。
暑いのでアイスコーヒーで。
スープは押し麦とひよこ豆のコンソメスープ。
繊維質たっぷりでお腹に優しく
腹持ちもするスープです。
抹茶色のにゃんこ先生もお邪魔してます。
お持ち帰りラッピング
今回はねこ柄です。
1均袋に、半斤のパンなので
顔の位置がパンからはみ出てしまうため
底上げしてちょうど模様が合うように小細工しました。
横のパン柄とあいまって、香箱座りの猫ですね。
キャットローフが一丁上がり!です。
猫好きさんと一緒に盛り上がりました。
もうひとつ、右上の様子もしっぽにみえなくもない(笑)
ということで、レッスンレポートは以上です。
(長かった・・・)
お越しいただいたみなさま、
ありがとうございました。
酒種生地の扱い、夏の時期の生地がクリアできれば
秋以降はぐぐっと楽ちんになりますし
発酵の扱いも気を使わなくて良くなります。
わかば工房では、まだレッスンがはじまったばかりの酒種酵母。
これから色々と美味しいパンを
紹介していきたいなと思っています。
ご一緒に作れるのを楽しみにしています!
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アレンジパンでうずまき観察
レッスン前後にアレンジのパンも作ったので紹介しますね。
まずはこちら↓ レッスン時の写真です。
すぐに目につくのが、抹茶生地かと思います。
はい、生地を逆にして巻いたものです。
生徒さんが作ってくださったので、
断面は拝見していませんが
断面はおそらく、こんな感じに↓なっていたかと思います。
紫芋生地でアレンジパンを作ったので、
抹茶生地に置き換えてご覧ください。
↓こちらが、白生地を外側にした通常バージョンです。
違いはわかりますか。
上:白生地多め
下:ピンク生地多め
に、見えますよね。
外側の生地は、
陸上トラックのアウトコースのように、距離が長いのです。
生地量は一緒なので引き伸ばされて薄くなるんですね。
(意味、わかりますかねー?)
レッスンではこのあたりあまりこだわらなかったのと
情報盛り込みすぎて消化不良になってもいけないと
特に説明をしていませんでしたが、
「私はこっちが好み!」というのがあれば
成形の参考にしてみてくださいね。
ちなみに、同じ幅にしたければ、
外側になる生地をすこし多めに準備すると良いです。
そんなことを思って写真を見ると、
白の幅が細いのが気になってきますね(笑)
白多めにすると優しい雰囲気にもなりますね。
色の組み替え、中外の入れ替え、
ツイストパンとの成形入れ替え、
いろいろと楽しめるので、
ぜひ復習してみてくださいね♪