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ミニトマト酵母の「厚焼きフォカッチャ」「ミニフォカッチャ」今月の自家製酵母レッスン

自家製酵母の今月のレッスン
レッスンレポートです。

テーマは「フォカッチャ」

昨年とはまた違うフォカッチャを紹介しています。

*

「厚焼きフォカッチャ」

お馴染み、スクエア型に入れた厚焼きタイプ。

ポコポコな気泡がチャームポイントです。
試作時、目を離した隙に、
ちょっと焼き過ぎた一件はありましたが(苦笑)

トマト酵母フォカッチャ 20220705-IMG_8766 (2)

 

レッスン当日はこんな感じに落ち着きました。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220712-DSCU0013 (2)

型は、15cmスクエア型。
教室で使っている型、ブログに出てくる型など、使いやすいものをまとめてありますので、よかったらこちらのページ↓もご参考に。

 

フォカッチャの具は、
ほんの少し水分飛ばしたセミドライトマト、
ブラックオリーブ、ローズマリーです。
仕上げの塩も忘れないように♪

気泡を抱き込ませて厚焼きに。
敷き込んだ紙は、油脂が散らないように外していませんが、
厚焼きなのがわかるでしょうか?

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-DSCU9836 (3)

 

実は昨年も
自家製酵母のクラスでフォカッチャをレッスンしています。

前回は高加水にして、
生地はこねず、ヘラでまぜるだけ。
何度もパンチしてつなぐことで生地を作り上げました。

でも、こねないから楽ちん、というわけではなくて
代わりに一定時間ごとのパンチが必要になります。

言ってみれば、発酵時間つきっきりで、
これが面倒な場合もあるわけでして(苦笑)

 

今回の作り方は、パンチ1回にし、
その代わりに生地こね作業は機械(ホームベーカリー)で
工夫しながらこねています。
加水も前回よりは減らし、
フォカッチャに適した良い生地に作り上げています。

昨年と今年、両方に参加くださった生徒さんにも、喜んでいただけたようで何よりです。
生活リズムや使用道具に合わせてチョイスするのも良いかもしれないですね!

トマト酵母フォカッチャ 20220705-IMG_8845 (4)

 

ついでに加えると、
前回はバジル酵母だったのに対し、今回はミニトマト酵母です。
この時期は、酵母づくりも楽しいですよね。

酵母の写真は、最後のほうで紹介します。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220712-DSCU0025 (2)

 

 

「ミニフォカッチャ」

プラスワンメニューは、
少し小さく焼いた「ミニフォカッチャ」

「厚焼きフォカッチャ」に比べると小さい、という程度で、
一口では無理な、一食分くらいの食べ切りサイズです。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-DSCU9856 (2)

 

前述のとおり、特別高加水ではないので
生地も扱いやすく、手での成形もカンタンです。

仕上げに、ぽこぽこ穴をあけて具を詰めるのが
通常のフォカッチャですが、
ふかふか感を出したくて、ピザのように
ふっくらミミを楽しめる仕上げにしました。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-DSCU9863 (3)

このミミがまた軽くて美味しい!のです。

最近は、酒種のパンが軽いと散々言っている私ですが(笑)
自家製酵母生地でも「軽い」の形容が使えてとっても嬉しい!
たぶん、今までで一番軽い生地です。

さっくりエアリーです。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-IMG_8930 (2)

 

具は2種類。

・枝豆+とうもろこし+胡椒
・チョリソー

チーズのトッピングも決め手です。
(こうなるともうピザですかねー、笑)

お好きな具で楽しんでいただければと思います。

トマト酵母フォカッチャ 20220705-IMG_8800 (2)

可愛く市松に並んだ、ある日のレッスンテーブル。
みなさん、ほんとふっくら美味しそうに成形してくださいました。
試作時よりも、ずっとふっくら!本番大成功でした。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-DSCU9832 (3)

テーブルの様子。

今月は暑いのでガスパチョが大活躍です。

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-DSCU9847 (2)

 

 

 

ミニトマト酵母

今回採用のミニトマト酵母です。

この時期はいろいろと起こしたい酵母が目白押しです。
梅・プラム・ハーブ類・ブルーベリー、などなど。。。

フォカッチャに合うもので、と迷い、
今までレッスンをしていないミニトマトしました。
個人的にはこれまでよく作っていたので
可愛さ抜群で決めました(笑)

いつも酵母に使うものは、ご近所産のもの。
直売で入手することが多いです。

この時期はそれなりの大きさに育ったものが出ているので
その中でも小ぶりのものを探して・・・
カットして仕込みました。

こちらは、レッスンで使ったもの。

さくらんぼ酵母 20220713-page

小さければ丸のまま入れますが、
大きければカットして使うほうがよく起きます。

レッスン当日のお持ち帰り酵母は、
黄色いトマトも入れました。
見ているだけでも癒やされます。
自家製酵母の楽しみのひとつですね!

ミニトマト酵母のフォカッチャ 20220707-DSCU9863 (3)

こちらは、前出のトマト酵母。

ミニトマト酵母 20220528-DSCU6974 (4)

小粒だったので、丸のまま起こしています。
でき上がるまでやや時間がかかりますが、
途中で皮が破れて弾けるのを見るのも楽しいです。

ミニトマト酵母 20220602-DSCT7250 (3)

粒の大小関わらず、
トマト酵母は起きやすい素材ですが
生野菜なので、痛みやすいところがネックです。

酵母が起こせたら、液種は早々に濾しておき、
元種も早めに使い切るようにしましょうね。

 

*

 

以上レッスンレポでした。

次回は9月、前期の最終回
「かぼちゃパン」
がテーマです。

どんなパンになるか、
酵母はレーズンかはたまた別の酵母か…お楽しみに!

*

そして、

まだ先ですが
後期(10~2月)のご質問もいただくようになりました。
(もうそんな時期!早い!)
自家製酵母コースレッスンは後期も募集を行います。
もしかすると最終回の可能性もあり・・・。
次回で終了になっても良いように、
メニューも考え中です。
ぜひまたご一緒できますように♪

 

 

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■ Profile

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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