バジル酵母比べと、ホームベーカリーで自家製バジル酵母の「トマトブレッド」
パン教室、後期(10~2月)コースレッスン予定をupしました。
ご受講を希望される方はぜひご予定あけておいてくださいね!
受付は、8月後半からの予定です→詳細はこちら
8月は夏特レッスンを開催します。単発講座です。
ホシノ酵母・自家製酵母いづれも対面レッスン受付中です→詳細はこちら
*
さて、
前のエントリーからのつづきです。
長くなりそうだったので、
エントリーを分けました。
今回、高加水フォカッチャに使ったのは
「ドライバジル酵母」です。
あえてドライを選びました。
最初にこのパンを試作したのは、春頃で
バジルはハウス栽培ものが多い時期。
それもあって、ドライをためしていました。
そして、7月はちょうどバジルの最盛期、ということで
フレッシュバジルで起こして試作しました。
産地が近いのものがやはり良いかなと私は思っていて、
農産物は、JA直売や、民間直売所で購入しています。
今回も、直売所には、わっさわさと元気に育ったバジルが山ほどありました。
その時点で、「生に決めた!」と(笑)
育っていく様子も、胸が高鳴る(笑)
梅雨明け頃の写真。
生ものは見ているだけで楽しいですね。
そしてこちら↓は、ドライバジル酵母。
一連の写真が無くて、扱いが雑な気が(笑)
中央のふたつがドライバジルです。
左は仕込んで1時間くらい・右はできあがったもの。
ワタシ的には、仕込んだ後に色がしみ出して透明な琥珀色になるのが萌えポイントです。
生バジルに胸が高鳴っていたのに
ドライに決めた理由は、いろいろあります。
まず、生には青臭さがあるのが私は気になりました。
酵母の力は同じくらいです。
ピーク時は生もとても活発なのですが、そこから力が弱くなるスピードが早い気がしました。
このあたりは製品差や環境の違いもあると思うので、
あくまで今回比較した結果です。
香りが強く、汎用性があり、腐敗確率が低い、というあたりで
ドライのほうが優れている気がしました。
せっかくのシーズンなのに、生を使わないことに抵抗がありましたが、
言い換えれば、どんなオールシーズ対応の酵母!ということですよね。
教室では、生酵母もあったので、ドライと両方で観察していただきました。
その上で生のほうが好き、という生徒さんもいらっしゃいましたし、
これは個人の好みで良いと思います。
今の時期はどちらも選べますね!
お持ち帰りは、ドライバジル酵母↓でした。
生バジル酵母を仕込む際のアドバイスもさせていただきました。
ところでこちらは、インスタのストーリーで
たまーに投稿している「お世話ディシリーズ」。
酵母のお世話の日にはぜんぶ出して、写真撮っています。
季節感が出るので、なんとなく見返すのが楽しくて、自分のためにupしています。
夏らしい品揃え(笑)
そうそう、
今回こんな↓大事件もありました!
はじめて酵母ビン割りました(涙)
ドライバジル酵母が入っていて、かなりの圧がかかっていたせいか、低い位置から手が滑って落としてしまい、あっけなくバシャーンと。
ガラスの破片とドライバジルのあの細かい葉っぱを分けて片付けるの、ものすごく大変でした。夜中に半泣きでした。しかも翌々日に使おうと思っていた酵母(泣)
ばたばたしていたら、にゃんこたち、部屋に入るやいなや、強い香りに、クンクンさせておりました。
いつぞやの、生バジル酵母仕込み中の写真。
こっちの方が片付けは楽だったかもね。
*
バジル酵母のレッスンが終わったので、
残った酵母(元種)で、
ひさびさのホームベーカリーお任せ焼き。
トマトジュースのみで仕込んだ
トマトブレッドです。
(自家製酵母HB本の「ピザブレッド」レシピです)
ドライバジルをさらさらと加えたかったのですが、酵母の香りを確かめたかったので、追加なし。
バジルはほんのりと香っています。
おまけの写真は、
ピザトースト。
昨晩、多めに作った「なすミートソース」
今日のお昼のパスタにでも流用しよう、と思っていたら
意外と残り量が少なくて・・・。
パスタではなくパンのトッピングになりました。
アイコも添えてトマトだらけプレートです(笑)
お昼ならこれくらいがっつりなオープンサンドも良いですね♪
バジル酵母、
夏の素材と合わせると相性良い気がします。
残りは何に使おうかな?