ホシノ酵母の「クロワッサンとクロッカン」最終レッスン。コースレッスン修了しました
今月のホシノ応用コースは、
コースレッスンの最終回でした。
応用コース1年間、
一緒に歩んできた全員のみなさまに、
修了証をお渡しできました。
基礎コースも含めると2年間ですね。
まずは、お疲れ様でした!
*
今月のレッスンメニューは
「クロワッサン」「クロッカン」
折り込み作業が何よりのメインイベントです。
ここまでいろいろなパンを学んだ上での
いわば総仕上げの内容です。
クロワッサンとクロッカンは
パン教室でクロワッサンが登場した頃からの
鉄板の組み合わせ。
(当時はドライイーストのレッスンでした)
クロッカン
クロワッサンの生地を作ると端生地が出るので、
それを有効利用すべく、クロッカンを提案しています。
クロッカンは、端生地を小さく刻むので
どんな形であれ全く問題なく作れます。
量も臨機応変にでき、レシピも超簡単。
教室としてはもちろん、
おうちで作る際にも嬉しいところですね。
バターとグラニュー糖が合わさって底面で焼け、
ナッツの食感とともに、カリカリッと仕上がり、
これはパンではなくお菓子ですね。
カリカリが、「クロッカン」の名前の由来です。
今回の生徒さんたちも、お気に入りメニューになったご様子。
「クロワッサンじゃなくてこっちを作る~」と。
考えていることは皆同じです(笑)
先にクロッカンを紹介してしまいました。
クロワッサン
メインのクロワッサン。
焼き上がり写真はこちら。
みなさん上手に折り込み、
頑張ってくださいました。
生地やバターの温度、室温、扱い方などなど
作業手順ごとに大切なポイントをたくさんお話しました。
「ポイントが多すぎますー」という声も漏れていましたが…汗
(もう少し、控えめにお話したら良かったかな?)
レッスン最終回ということもあり、
いま持っている全部をお話しました。
でも、たくさんあったら「ポイント」じゃなくなりますね(笑)
その昔、まだ私が教室をはじめて間もない頃
生徒さんにバターをはみ出させてしまったり、
形が揃わなかったり、やらかしていたなと思います。
(それはそれで、応急処置のノウハウもたまりましたけど)
「自分が作れる技術」と
「生徒さんが作れるようになる技術」は別物。
経験だけは重ねたので、大分成長しているとは思いますが
わかりやすく・上手に伝える技術、
まだまだなので、もっと磨きをかけたいです。
生徒さま、今後もよろしくお付き合いくださいませ。
・・・話が逸れましたね。
このクロワッサンのレッスンをすると、
生徒さんの技術力が上がったことを感じとれます。
いきなりクロワッサンだけを練習してもむずかしく、
パン生地の扱いかた、麺棒のかけかた、その他
これまで、数々のパンを作ってきたベースがあってのクロワッサンだなと思います。
手つきが良くなったなーと、
じろじろと(笑)見入ってしまいます。
今回は、作業が長いのに加えて、
ホイロ時間も長く、レッスン時間はどうしても延びます。
当初から延長でご案内していますが
それでもなかなか時間に終わらせるのが難しい…
焼き上がったあと、さくっとご試食~片付け~と行くべきところですが、
ゆっくり味わった後のお話タイムとか、
楽しみにしてくださっている撮影時間とか
やはりほしいので省略できずにいます。
(修了証のお渡しや、感想はレッスン中盤に組み込みました)
お豆とセロリのトマトスープ
今月のスープは、トマト味です。
お豆とセロリがたっぷりのトマトスープ。
セロリは1本まるまる使いました。
コロナ禍真っ只中からはじまった2年間のコースレッスン。
ずっとマスクで、お顔をしっかり記憶に残せていないのが心残り。
でも一緒に過ごした記憶はしっかり残っています。
AコースBコースのはじめの頃は、ランチタイムなしで
お土産パンを別途お持ち帰りいただいていたのを思い出し、
「それはそれで楽しみでした」と言ってくださったのも印象的。
今さらながら、ほっとひと安心しました。
先月から、全クラスで生徒さんにお願いしている
「教室評価アンケート」も書いていただきました。
ご負担にならないよう記入欄を少なくしたのですが、
逆効果?で、書きたいことが書ききれなくてご負担かけてしまいました。
すみません!!
教室を再確認できる内容だったり、温かいお言葉をかけてくださったり、生徒さんの何かしらのお役に立てていたことも分かり、嬉しいやら嬉しいやらです。
今後のご要望も参考にさせていただきながら、
来年度のことも、またすこし立ち返って考えてみようと思います。
(レッスン時にお話していた内容と異なるかもしれません!)
なるべく早めに、レッスン体系を。
次いでスケジュールも出せるよう努力しますね。
基礎AB・応用CD・上級E・酵母菓子・食パン
これまでたくさん開催してきましたが、
これらの”コースレッスンは”、一旦終了します。
延べ何名の方に来ていただいたのかな…
数え切れないほどのみなさま、
ありがとうございました!