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季節の酵母・八重桜酵母がはじまりました。最初は「食パン」「カンパーニュ」から

自家製酵母,パン

今年も、八重桜を入手して桜酵母を仕込みました。

毎年作るわけではなく、
ちょうどよいタイミングで実家へ行くと
摘んで持ち帰り、作る酵母です。

桜酵母 20230409-DSCT5486 (2)

 

八重桜

ちょうど満開の時期。

八重桜 20230408-DSCU2827 (2)

枝を折る前に、まずは写真におさめておきました。

八重桜 20230408-DSCU2839 (2)

 

帰ってから、虫出しも兼ねて、広げたら花と若葉を摘みます。

八重桜 20230409-DSCT5420 (2)

今までじっくり見たことがなかったのですが、
こんな花があることに気づきました。↓

桜の中心にさらにつぼみがあるのです。
調べると、二段咲きといって、外側の花が終わった後にもう一度咲くのだそうです。

八重桜 20230409-DSCT5456 (2)

ザルにめいっぱいのふわふわの桜。
このまま眺めていたい(笑)

八重桜 20230409-DSCT5463 (2)

ボウルにためた水に優しく入れて、
2度ほど水洗いしてから瓶に詰めます。

これもこのまま眺めていたい(笑)

桜酵母 20230409-DSCT5486 (2)

 

1瓶にぎゅーぎゅーに花と葉を入れたたため、途中、エキスまで溢れてきて大変なことになりまして・・・あきらめて途中から2瓶に分けました。
ま、小さじ半分程度のお助けレーズン酵母はありましたが、それにしてもひと晩でシューシューくるとは思いませんでした。
溢れ出たエキスは戻さずに(ココ大事)、まだ発酵は浅いですが元種を起こしてみたら順調に発酵して、あれよあれよと元種完成。

八重桜酵母 20230414-page

これで安心してパンに使えます。

 

 

「食パン」HB焼き

 

まずは「食パン」から焼くことにしました。

八重桜酵母食パン 20230413-DSCT6094 (2)

 

スライス前の様子はこちら。↓
はい、
おなじみのこのカタチはホームベーカリー(HB)焼きです。

八重桜酵母食パン 20230412-DSCT5899 (2)

 

私が2階に行っていた間に焼成モードになり、
上にまで届くほど「桜餅」の香りが家中に充満していました。

桜の香りを残すため、元種だけでなく、液種も使ったのです。
具体的には、液種を水分の半量ほど加え、
かわりに、元種はいつもの半分でセットしました。

ちょうどよく発酵もすすみ、途中で発酵延長したりもせず、
最後までおまかせで焼き上がりました。
焼き色もちょうどよかったですね♡

八重桜酵母食パン 20230412-DSCT5897 (2)

 

 

 

「カンパーニュ」

 

次に焼いたのは「カンパーニュ」
ん、これも定番です。

八重桜酵母カンパーニュ 20230413-DSCT6101 (2)

 

元種に全粒粉が入っているので
やや茶色みがかった素朴な内層です。

八重桜酵母カンパーニュ 20230413-DSCT6164 (2)

 

食パンと同様、液種併用しているため、
こちらもオーブンに入っている間ずっと
桜餅のおいしい香りが漂っていました。

(焼き上がったあとは、スライスするまであまりにおわないんですよね)

八重桜酵母カンパーニュ 20230413-DSCT6187 (2)

 

サンドイッチにもちょうどよいし、
せっかくの桜酵母なので、あんこのせてそれこそ桜餅感覚で食したいです。

八重桜酵母カンパーニュ 20230413-DSCT6174 (2)

 

おまけ。
葉っぱの泡ぶくをアップでどうぞ。

八重桜酵母 20230411-DSCT5807 (3)

 

春が終わらないうちに、
もう少し桜のパンを焼こうと思います。

 

つづきはこちら↓

 

 

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■プロフィール ■

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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Posted by UEDA Mariko