今月2回めの、サワードゥ「パンドミー」を焼いた理由
また!焼きました。
サワードゥの「パンドミー」
いくつか前のエントリーにupしたばかりで、
同じパンの記事が続くのは本意ではないのですが
今回はちょっと、いえ、大分違うのです。
それは何かと言いますと、
「サワー種が新しくなった!」
のです。
昨年6月に種を作って以来、
ずっと種継ぎをして育てていたサワー種
(名前をサワダくんと名付けてます)
季節の違う時にもう一度作ってみないと、と
前々から思っていたのです。
季節は夏から冬になり
ようやくその時期がやってきました。
コチラ↓が、作り始めの図。
全粒粉と水だけでむくむくと発酵する種。
3段階目くらいまでは写真を撮っていました。が、
その後は、タイミング良く撮れず。
同時進行で他にもいくつか種を作っていて、
そのコたちは立て続けに白カビにやられ
気持ちが下がっていたこともあり
写真を撮っていませんでした・・・
(案外メンタル弱いのかな?私)←それはない筈^^;
ちなみに、そのカビ菌ですが、
部屋の中に残さないよう、
換気を最強にして、袋2重にして密封。
寒い日でなければ外でやりたかったくらい。
発酵時の庫内もアルコール消毒。
念には念を入れてサヨナラしました。
ようやく、このコが成功したかな、という時点で
撮る気持ちも戻ってきて(苦笑)
最終段階の写真を↓撮っています。
左がサワダくん。右は今回の新入りさん。
比較用に同条件で同時に起こしてみました。
同じスピードで同じように発酵。
酸味も良い感じに落ち着いていて、
やっとやっとでき上がりました。
6月よりは、回数も多く、日にちも多くかかりました。
今回失敗したコの原因もいくつか分かってきました。
何度もやることで必ず学びがあります。
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そして、今回焼いたのは発酵テストの「パンドミ」
成形をいい加減にしたので、気泡粗めですが
ふんわりやわらか、ミルキーな食パンになりました。
全粒粉だけで起こした種で
こんなふうにパンが焼けてしまうのは
ほんとうに不思議。
イーストもなくホシノ酵母もなく
レーズンやフルーツを使ってブクブクさせることもなく
パンになってくれて、、、
発酵って素晴らしいなぁと感激しています。
さてさて、この新入サワー種にも
名前をつけてあげないとです。
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