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ホシノ酵母とレーズン酵母で、白く輝く「はるゆたかのカンパーニュ」

ホシノ酵母,自家製酵母,パン

カンパーニュ、相変わらず焼いています。

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-IMG_8930 (2)

先月のカンパーニュ記事↓で、
合計7種類のパンをupしたように
自家製酵母で焼くことがほとんどでした。

酵母の特徴・香りを生かして、
何を中に入れようか、生地にもなにか混ぜてみようか、
考えるだけで楽しくて、
焼き上がったパンをカットするのも
味見をするのもわくわくしていました。

自家製酵母は全粒粉いりの元種を作るので、
どれもこれも、色のついたパンになります。

たまには白いパンでも良いかなと、
ちょうど今月のホシノレッスンも終えて生種が残っていたので
ホシノでカンパーニュを焼くことにしました。

粉も、タイプERからはるゆたかブレンドに変えて。

*

カットした瞬間、

なんて白いの!(笑)

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-DSCT6206 (2)

スライスしたら、透き通るような肌。
(憧れます、苦笑)

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-DSCT6232 (2)

クラムは空気感がありながらしっとりふんわり。
クラストはとても薄くパリっと焼き上がりました。

軽いパンになったことで、パンも早く冷めて
スライスしやすく、良いことづくめです。

そのまま、いちばん端っこのクラストの1切れを味見。
焼きたての香ばしさと、パンの出来を確認します。

↓このいちばん手間の部分です。

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-IMG_8909 (2)

食パンの場合は、両端のミミつきスライスを
好んで食べたりしないのですが
(むしろ薄くカットして乾燥防止用にしておく)
カンパーニュの場合は最初に食べてしまいます。

もちろん、中心のやわらかクラムも大好きですよ。

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-IMG_8963 (2)

左:発酵を終えて、バヌトンに入れたところ
中:ホイロがおわったところ
右:取り出してクープ待ちのところ

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-page2 (2)

ホシノxはるゆたかは名コンビ。
とても美味しく焼き上がりました。

ホシノ酵母のカンパーニュ 20210617-DSCT6220 (2)

 

真っ白カンパーニュが美味しくて味をしめ、
すぐに、次のカンパを仕込むことにしました。

こちらの種です。

グリーンレーズン酵母 20210617-DSCT6185 (2)

しばらく前に買ってあったグリーンレーズン。
賞味期限が半年に迫り、開封してエキスを作っておいたのがほんの2日前。
噂どおりの強い酵母です。

さ~っと浮いてきて、

グリーンレーズン酵母 20210616-DSCT6057 (2)

あっという間にしゅわっしゅわに。

グリーンレーズン酵母 20210616-DSCT6063 (2)

酵母液まではできていたので、
この淡色エキスと白い粉(はるゆたか)だけの元種をつくり

グリーンレーズン酵母 20210617-DSCT6197 (3)

カンパーニュに仕込みました。

プロセスの絵面はホシノと全く同じですね。

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-page91 (2)

焼き上がり!

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6245 (2)

まるっとパンッパンな姿がまたよしです。

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6281 (2)

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6304 (2)

すこし冷めたら開封の儀。

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6332 (2)

この瞬間がドキドキなんですよね。

とりあえず白く焼けてほっとしました。
大穴には目をつむっておきます(汗)

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6348 (3)

この断面もしばし写真で楽しんでから・・、

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6388 (2)

グリーンレーズン酵母のカンパーニュ 20210618-DSCT6413 (3)

本日のお昼に、家族のお腹へと消えて行きました。

タイプERやE65を使うと、私の仕込み方のせいなのか
灰分の多さゆえなのか灰色にくすむことがよくあります。
はるゆたかのほうが白い生地で骨格もしっかり。
カンパーニュにはこれが良いなぁと思うのでした。

じつは先日まで、
たてつづけにカンパーニュが思うようにいかず
深みにはまっていたのです。
でも、そんなことがすべてチャラになるこの2回のパン焼きでした。

すっきり・さっぱり、
次のことに取りかかれます。

 

*

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■プロフィール ■

上田まり子 こんにちは、上田まり子です。
1997年からウェブサイト「まりの部屋」でホームベーカリーのレシピ&情報サイトを運営。レシピ本著書9作。
このブログでは、教室のお知らせやレポートのほか、普段焼いているパンをつれづれに綴っています。息抜きの写真さんぽの様子もときどき載せています。

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Posted by UEDA Mariko