ホシノ酵母でスリムサイズの「ライ麦食パン」。サンドイッチもよく映えます
今期からはじまったコースレッスン
「食パンコース」
全5回で9種類の食パンを焼いています。
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今回は、「ライ麦食パン」
ライ麦入りの食パンは、以前もやっていますが、
製法や配合を変えて、新しい作り方で
紹介しています。
既成概念を捨てて、1からの仕切り直しで
配合や成形を考えてみました。
ライ麦の取り扱い店と各ライ麦の特徴、
そして、フォルサワーについてのお話などしながら
作っていきました。
スリム型を使った5山の食パン。
表面に雑穀をまぶしたいと思っていたので
ストックしてあるものなど集めたり
買い足してみたり。
見た目からして、これまでの食パンと
全然違いますね。
スリム型はこちらを使っています。
レッスンでは沢山焼き上がりました。
並べるとちぎりパンのように豪華絢爛。
いったい、どのクラスのレッスン?と
思われた生徒さんもいらしたみたいです。
食パンコースです(笑)念のため。
お召し上がり用にはサンドイッチ。
ライ麦パンは、サンドにするのがいちばん。
というか、むしろ逆で、
サンドイッチを食べたいからライ麦パンを焼く、
というアプローチのほうが、私は多いです。
今月はじめの、
ベーグルレッスンのときに、
スモークサーモンサンドを久しぶりに作ったら
美味しくて見栄えもよかったので、
こちらも同じ具にしました。
近所の美味しい魚屋さんのサーモンです。
ケーパーが大好きなもので、
沢山入れてしまってごめんなさい。
ひと山ずつの断面です。
プロセスはこちら。
ホイロでどれだけ待つの?って感じですが
発酵の早い生地なので、
通常の食パンと同様に焼きに入れます。
それにしても、トッピング作業
楽しそうにみなさんやられていましたね。
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お持ち帰りはこんなふうに、細長い袋に入れて。
型がかなりロングでしかも窯伸びいっぱいな山食なので
かなりボリューミー。
ワイン用の袋が、いざという時に重宝します。
ちなみにこちらです。
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さて、こちらのライ麦パンは
お持ち帰りの生地になりました。
みなさんお手持ちの型で
いろいろ工夫されて焼いてくださっていました。
一例としてこちらもどうぞ。
半斤キューブ型(9.5cm角)
成形後、全体にシードミックスをまぶしました。
スリム型と並べるとこんな感じです。
焼き時間は、2・3分伸ばしてくださいね。
ライ麦の入った生地は
ちょっと扱いにくいですけれど、
パンには独特の美味しさがあります。
食べやすい配合にしてありますので
ぜひ作っていただきたいパンです。
つづいての食パンは、
「ブルーベリーブレッド」です。