焼くこと5回、バラエティ?「パン・ド・カンパーニュ」
年明け第二弾のパンは、
「パン・ド・カンパーニュ」
うっかり沼にはまってしまいました。
ことの始まりは、
サワードゥのカンパーニュを久々焼いたところから。
初回、イマイチ思った仕上がりにならず、
とりあえずの写真は撮ったものの、次回へ繰越し。
(新年初焼きでなくてヨカッタ)
二度目の挑戦では、
また思うように焼けないとショックなので
同時進行で「ホシノ丹沢酵母」も焼くことにしました。
ホシノ丹沢酵母のカンパーニュ。
ホシノは、思ったとおりに確実に発酵してくれるので
安心して取りかかれます。
それをパンが知っているかのようです。
今回も芳ばしさ抜群で、ねらったように焼き上がりました。
サワードゥのカンパは、
どうやら、まだ信頼関係ができていないようで(笑)
ホシノのようにはいかず、撃沈。
すぐに生地を仕込み始めて、次回へ繰り越しです。
そして、しつこく焼いた
3度目のサワードゥカンパーニュ。
ようやく、です。
海外ベイカーさんのサワードゥカンパで
何度となく見かけているコールドプルーフ。
私もいつの頃からか、サワードゥに限らず
仕上げ発酵を冷蔵庫ですることが増えました。
前出のホシノも、コールドプルーフです。
パンの表面が締まっているので、
クープがとても入れやすく、
飾りをしたくなる、というオマケつき。
初回の、イマイチだったサワードゥカンパも
こんな感じに飾りクープを入れていました。
じっと見守る方が…
そして、このカンパは、
パンの消費をしてほしくて、
お昼のメニューになりました。
無理やり、カレーと一緒に。
鶏手羽焼きつけて、
”インドの味”で超手抜きカレーです。
この濃い味が、意外と家族に受けて
酸味のあるパンも徐々に気にならなくなったと。
このまま慣れてくれたら良いなぁ。(と、心の声)
さて、
ホシノ→サワードゥ、と来たので
実はもうひとつ、自家製酵母のカンパも焼きました。
左が、スチューベン酵母
右が、サワー種
これも同時進行で作業をしていたのですが、
それぞれの違いを見るのがとても興味深かったです。
コールドプルーフのあと、
このスチューベン酵母カンパは
まだ大きさ的に焼成に入れなさそうだったので
さらに復温とホイロで2時間ほど室温に置きました。
クープが入れにくくてガタガタ(苦笑)
見た目はイマイチですが、
パンはぐ~んと伸びてくれて
こんな感じに軽さが出たスライス面になりました。
味も香りも良いです。自家製酵母らしい、いつもの味です。
サワー種より自家製酵母のほうが
信頼関係があるみたいです(笑)
ということで、
沼から抜け出て、今日はもう別のパンを焼きました。
柔らかいのや甘いのも用意しておかないと、です。
またのちほどupできたらと思います。
*
3種類の酵母でカンパーニュ。
今までやったことがなかったので
楽しい試みでした。
3種を比べて思ったのは、
兎にも角にも、経験第一だなぁということ。
数焼けば焼いただけ勉強になっていきます。
失敗しても、それを学びに変えて
じっくりと向き合って行きたいなと思います。
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食べるのが追いつかないカンパたちは、
早々に冷凍したり、パン粉行きや、
フレンチトースト・パンプディングなどなど
もちろん朝の食卓にもそのままで。
色々に活用中です。