酒種酵母の「惣菜パン」オニオン・ハム・コーン、味と成形違いで3種類
月の下旬は酒種酵母のクラスです。
先月スタートしたこのコース、
ようやく第2回のレッスンです。
第1回は酵母起こしと基本のプチパンだったので
パンのレシピとしてはまだ1点のみ。
その基本の生地を使って、
食パンを焼かれていた生徒さんが
多くいらっしゃいました。
別のレシピで別のパンを
自力で焼かれていた生徒さんも
複数いらしたり(素晴らしい!)。
酵母起こしがとっても楽ちんで
あっという間にシュワッとくるので
「楽しいです♪」というお声が多かったです。
すでに5回も起こした方もいらっしゃいますよ。
この1ヶ月を酒種酵母とどんなふうに過ごされたのか
私もとても気になって、いつも以上に
種継ぎのこと・パン作りのこと、
お話を興味深く伺いました。
酵母瓶は無駄に大きくなくて、家庭で作るのに
ちょうど良いかなと思っています。
欲張らず少量をマメに起こして
いつも新鮮な酵母を使うのが良いですね。
私はレッスン前でこそ大きな瓶で作りますが
レッスン終了後に一気にサイズダウンします(笑)
さて。
第2回のレッスンテーマは
「惣菜パン」
オニオンロールをメインに
基本の惣菜パンの生地を使って
3種類の成形でパンを沢山焼きました。
「オニオンロール」
新玉ねぎをうすくスライスして
ハムorベーコンと一緒に
中に巻き込んであります。
焼く前にシュレッドチーズをトッピング。
細切りがおすすめ。
酒種効果で焼成時の浮きがよいので
火通りがよく、玉ねぎも甘くなります。
生の玉ねぎがややニガテな私でも全く問題なし。
火の通った玉ねぎ長ネギは大好きなので!
「ハムロール」
ロースハムをお花のように成形する
おなじみのお惣菜パン。
最後にチーズやたまごサラダを
トッピングするタイプもありますが、
これ以上塩分も増やしたくないので
これはシンプルにハムとマヨのみで。
そのマヨネーズは、
専用容器をつかって細く絞り出しています。
焼き色がつくと目立ちますね。
「コーンパン」
丸いカップの成形で
中央に具を入れるタイプの成形。
あとから気づいたのですが、
この試作時に撮った写真は一部たまごサラダ入りです。
ごめんなさい。
トッピングには、粉チーズ。
パルメザンでもエダムチーズでも!
つぶつぶ模様が特徴です。
こんな、3種類をメニューにしました。
すべて成形ちがいで
トッピングなども変えて
味・食感・見た目すべて違えています。
おうちで新たに仕込んでも
1種類だけでなくいろいろとバリエーション豊かに作れるので
飽きずに召し上がっていただけるかなと思います。
盛り合わせ
レッスンで焼いたパンたちです。
オーブンシートの上でそのまま焼いても良いですが
ペットカップ利用がやはり便利。
特にカップに成形するコーンパンには
必須アイテムです。
各クラスで大きさ違いのペットカップで焼いてみましたが
結果的にどのパンも、小さいサイズで大丈夫でした。
(写真は白いカップが高さ5mmほど大きいです。底辺は同じ)
お持ち帰りは、もりもりで。
顔つき袋は楽しい。
スマイルとねことクマ愛用中。
(rakuten)
レッスンの様子
焼き上がり直後。
見切れていますが
全部揃っているのは壮観です。
お花を持ってきてくださった生徒さんに、
某有名パン屋の某有名パンを
差し入れしてくださった生徒さん。
お気遣いをありがとうございますm(_ _)m
おかげで教室が潤いました。
*
今月のスープは、
全コース同じにしました。(写真↓右端)
かぼちゃポタージュに見えて
味もかぼちゃのようなのに
実は「にんじんポタージュ」です。
*
成形を終えたあと、
レッスン後半には、お土産生地を捏ね
お持ち帰りいただいています。
今回は、それをどんなパンにしようか
みなさん、いろいろと考えていたようでした。
ふと動きが止まって宙を見ている瞬間があって、
「あ!考えてる!」と観察していた私です。
私のほうからも、アレンジのアイデアを
出せるだけ出してお話しましたが、
やはり、みなさんのアイデアが楽しいです。
レッスン後にアレンジのパンを
SNSにupしてくださったり、
個別に写真を送ってくださったり。
受講された皆さんにも参考になると思いますので
また別の投稿でご紹介しますね。