酒種酵母の「ミルクブレッド」。はじめてレッスンその2と春特
酒種(米麹酵母)はじめてレッスンの第二回目と
春特レッスンの、酒種酵母クラス。
3月初旬に開催した酒種酵母の上記パンレッスンは
同じメニューでのご案内でした。
遅まきながらそのレポートです。
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「酒種はじめてレッスン」について
このはじめてレッスンは
じっくりと酵母に向き合っていただきたくて
今回から、全2回講座になりました。
第一回目のレポートはこちら。
酵母づくりを中心にお伝えする第一回目と、
パンについてしっかり学ぶ第二回目
という形にしました。
第一回目にもパン作り演習はありますし
第二回目にも酵母作りその後のフォローアップがあります。
要は、比率が違うだけです。
おうちで酒種酵母(米麹酵母)とパンに触れてからの第二回目があることで
一層の理解と経験が深まるはずです。
前回の夏特で、私自身の”やりっぱなし感”が残った反省点もふまえています。今後も、前と同じにということに固執せずに、より良い「はじめてレッスン」にしていけたらと思っています。
わかりやすい講座であることはもちろんのこと、
これから酒種酵母と付き合っていくのが楽しみになる、わくわくした講座になればと思っています。
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さて、
第二回はパン作りメインですので、パンの紹介をしていきますね。
今回は、同じ生地から3種類のパンを作りました。
(次回はまた成形内容が変わる予定です)
「ミルクブレッド」
1回めで小さなパン「プチパン」を焼いたので、
今回は、少し大きめのパン「食パン」がメインです。
また、牛乳を配合することで、生地の発酵・味がどう変化するのか
などもお伝えしたかった要素です。
基本のぐるぐる俵成形。
表面の控えめな照り感。
クラスト(ミミ)さっくりで
スキムミルクではく牛乳だからこそのミルク感です。
焼き上がって冷めた後、牛柄の紙容器に入れました。
これは焼成できる紙の型なのですが、歪んでしまうので、レッスンでは使わず。ラッピング用にもなるし、ご自宅で型として使っていただけるので、お持ち帰りいただきました。
ひと目で牛乳パンとわかる柄が気に入っています。
「ミルクプチパン」
つづいて、アレンジのパンたち。
ミニサイズのパンを可愛く焼きました。
今回は、ペットカップに入ったプチパンです。
もりもりキノコ感出しています。
お召し上がり時は、
クリームを注入して「クリームプチパン」に。
とろりと入ったクリーム
ぺろりと食べ切れてしまいます。
「牛乳ロール」
おまけのパンは
プチパンよりサイズ大きめの「牛乳ロール」。
イチバン手前のコです。
長野の牛乳パンよろしく、上下にスライスして練乳クリームを挟んでみました。
ちょっと甘いパンばかりになりましたね。
牛柄模様が目立ちますね。
工程写真
レッスン内容なので、工程写真は基本ナシですが、
今回はちょっとお見せします。
それぞれのパンの、発酵前と焼成後。
軽く3倍いや4倍はあろうかという膨張率です。
おかげでパンは空気感いっぱいでふかふか軽く仕上がります。
酒種酵母はこんな感じです。
スープとラッピング
ランチタイムもスープで
パンと一緒に寛いでいただいています。
「キャベツとベーコンのトマトスープ」
生姜入りです。
ラッピングは今回、
かっぱ橋でやたらと目についてしまったものたちを集めて
楽しんでいただきました。
牛さんに頑張ってもらったのですが、なにげに最後パンダに持っていかれた感アリです(笑)
たまにはラッピングで盛り上がるのも良いですねー。
また面白そうなものを仕入れたら一緒に楽しんでくださいませ。
さらに別のパンたちも
レッスン後や試作中に焼いたパンたち。
ホームベーカリー焼き。
7時間のホシノ天然酵母コースにおまかせしただけ。
配合を少し工夫したことで、失敗率が下がります。
レッスン前だったので皆さまにはお伝えしました。
こちらは、レッスン後に、パウンド型で。
3山で、成形も横着して丸め直しただけで型に入れました。
それでも味は美味しいですので(笑)
他にも口頭でにアレンジ方法を
おもいつくままにお伝えしました。
この生地、扱いやすくてとても良い味に上がるので
安心して何でも作れてしまいます。
2回に渡ってのはじめてレッスン、
ご参加のみなさま、お疲れ様でした。
ほとんどのみなさまが、4月からのコースにも進んでいただくことになっていて、
これからとても楽しみです。
酒種の楽しさ、いろいろなパンレシピ、紹介していきますね。
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そしてこちら↓
断面の美しい、木村屋總本店のさくらあんぱん。
せっかく酒種レッスンなのでと
クラスのみなさんにKさん持ってきてくださいました。
ありがとうございました。ごちそうさまでしたー♪美味しかった♡
私も勉強になりました!