いちご酵母の「白パン3種」自家製酵母の特別レッスン。プラスアルファ。
[お知らせ]
5/5より、6月フリークラスのレッスン受付開始しました。
メニューは、ホシノ酵母使用で
「レモンクリームパン」「黒ごまパン」です。
お知らせを全然していなかったので(ごめんなさい)
まだ全日程にお席あります。
インスタ・メルマガでこのあとお知らせしますね。
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今年は、長いGW中に特別レッスンを設けました。
自家製酵母レッスン、
ようやく、いちご酵母のレッスンができました。
昨年、自家製酵母のレッスンもはじめたときから
いつかは苺でパンレッスンをしたかったのです。
ようやく実現でき、生徒さんにもご参加いただいて、
満席御礼(実はプラス1名様)で開催となりました。
最初、考えていた「ハイジの白パン」
から膨らんで膨らんで、結局、
3種類のパンを焼くことにしました。
「ハイジの白パン」
「ミニコッペパン」
「ミニ食パン」
生地は同じでも、成形が違うので
時間もたっぷりと取って成形の作業をしました。
コッペパンは、生クリームと苺を挟みました。
「いちご生クリームコッペパン」
ふわふわ軽いパンに、
ホイップした生クリームがよく合います。
ハイジの白パンは、
基礎コースのブレッチェンとは
また違った成形で割れ目を作りました。
ホイロも仕上げも替えてみたら、
生徒さんにもウケが良く、ひと安心。
同じ形のパンでも、いろんな成形がありますよね。
ミニ食パンは、粉を振っていないせいもあり
少しだけ焼き色がつきます。
試作のときは、焼成前に粉振りしてみましたが
取り出すときに綺麗なままは無理なので
最初から振るのをやめました。
今回は、
白くてふんわりしっとり生地になるように
配合をいろいろと調整しました。
生クリームたたっぷり入っているので
ミルク風味とふんわり感がとても出ています。
翌々日にパンが固くなってしまったら、ほんの少し
トーストすると、外側が薄くサクっと・中はしっとり。
あっという間に柔らかさがよみがえります。
私もトーストしてびっくり。
他のパンとちがってパサつかないのです。
(その後、別の酵母でも同じパンを何度か作りました)
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今回の酵母は生いちご。
酵母づくりは「はじめてレッスン」で
レーズン酵母を詳しく説明していますが、
今回は、生もの酵母だったり、白い元種だったり
さらに、パン生地への配合も違っているので
それらの違いを、ご説明しました。
仕込み後のいちご酵母液(左)と、でき上がって漉した酵母液(右)
できあがり直後の酵母液(左)と白い元種(右)
準備のとき、酵母の写真だけでも、
クラクラしてしまうほど可愛くて(笑)
レシピに配置してしまいました。
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お召し上がりのテーブルです。
自家製苺シロップで、苺ソーダ。
スープは、先日、実家で掘ってきた筍で
「筍とわかめの中華卵スープ」にしました。
赤いのはクコの実。
コッペパンの苺トッピングが
皆さん微妙に違うのが面白いです。
お越しいただきましたみなさま、
GWの中のご参加、ありがとうございました。
久しぶりに来てくださった方、
遠くからのご参加の方、毎月顔を見せてくれる方
本当に毎回どんなお顔ぶれでも
ひとつになってパン作りができるのは
とても有難く幸せなことだなと思います。
ひとりひとりの気遣いのたまものです。
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試作のときに、あーでもないこーでもない、と
私自身、ひとり試行錯誤するのも
実は(煮詰まるのも)楽しいのですが、
大勢でパン作りをするのはまた違った楽しさがあります。
試作で悩んだ分、自信をもってみなさんに
自分のパンを紹介することもできています。
そして、それを喜んで貰えるのは何よりの幸せです。
また、レシピを大切に扱ってくださる生徒さんに
ほんとうにいつもありがとうの気持ちです。
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さて、
レッスンが終わってからも
まだ終われない私。(←終わらせたくないの意味)
酵母や材料が残っていると
それをいかにして発展させようかと
大抵、そんなことを考えています(笑)
今回は、「ホームベーカリーお任せ」
で焼いてみました。
いちご酵母さん、
優秀なのでいつもよりも少ない量でもばっちり。
そして、通常の焼き加減(焼き色通常)で
白パンらしくなりました。
クラムはしっとり、きめ細かで真っ白。
パナソニックで焼いても耳まで柔らかです。
ふにゃっとしているのを
表現したかったの図↓
ご参加のかた、よかったら作ってみてくださいね。
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Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
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