レーズン酵母だから美味しい。「レーズンシュガーボール」
このエントリーからのつづきです。
レーズンシュガーボール
今月の、自家製酵母基礎コース
「レーズンバタートップ」につづいては、
「レーズンシュガーボール」
です。
ぱっくり開いたお口になるよう
クープに気をつけて、
バターとグラニュー糖をトッピングしたプチパンです。
黒っぽいのは、
グラニュー糖の代りにシナモンシュガーにしたもの。
レッスン途中で、ふと思いついて
試してみたらこれがなかなか美味しい。
レーズンxシナモン
が、美味しくないわけがないですよね。
シナモン好きなら迷わずシナモンプラスがおすすめです。
色的には、グラニュー糖のほうがきれいなので
写真の主役は白いコで(苦笑)
*
断面とレーズン食べ比べ
たべきりサイズのこのパンは、
サンマスカットレーズンにしています。
右奥のバタートップにはサルタナレーズンを使用して
食べ比べもしていただきました。
サルタナは安定の味。
サンマスカットはマスカットらしい爽やかな味です。
レーズンパンは基本のパン
この、今月メニューの
基本のレーズンパン2種(大きさ違いで3種)、
自家製酵母のレッスンでは
レーズン酵母を基本的に使うので
早い時点でのレッスンをしたくて
基礎コース2回めに組み込みました。
何年か前にも、単発での開催や、
前の基礎コースにも入れていましたし、
著書の自家製酵母本でも
最初のメニューをレーズンパンにして
詳しく工程説明しています。
それくらい何度も作っているメニューですが
今回はまた内容も新たに組み立て直し、
レッスンメニューにしています。
毎回「これがベスト!」と思いながら
レシピを仕上げています。
今回もこれがベストですが
また次回にレッスンするときは
試作しながら調整するかもしれません…
*
酵母に使ったレーズンは…
今回使った酵母は、
レーズン酵母の中でも
「グリーンレーズン酵母」にしました。
発酵力がとても強いことで知られています。
産地が気になり、ずっと手を付けずでしたが
2年前くらいに使ったら、
あっという間に酵母も起きてびっくり!
急ぎの時などにも重宝しています。
色も薄いので、元種を白い粉で起こしたい時にも便利です。
比較写真
左:サルタナレーズン
右:グリーンレーズン
酵母は今回グリーンにすると決めたあと、
パンの試作時点でのレーズンを決めかねて、
グリーン&サルタナの両方使いで焼いたパンがこちら。
グリーンレーズンの存在感がなく・・・
食パンには色の濃いめのレーズンを使うことにしました。
味的にも見ため的にも食感的にも
サルタナはバランスが良いので一番好きです。
おまけ
元種起こしの様子。